あいさつ運動で会話のきっかけをつくろう
Sae(国立大学法人東京農工大学大学院/ 東京都立八王子東高等学校)
- 留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
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- Newcastle大学Centre for Rural Economy
- イギリス
- ニューカッスルアポンタイン
- 留学テーマ・分野:
- 大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)
留学スタート時に言語の壁にぶち当たる人は少なくないと思います。私もそのうちの一人でした。言いたいことがあるのに上手く伝えられない。英語の文章を頭で考えているうちに会話は別のトピックへ。今日もみんなの会話に入れなかった…なんて落ち込むことも多々ありました。そこで私がはじめたのが「あいさつ運動」です。英語って日本語と違って、”Hi! How are you?”って声をかけられるじゃないですか。これって、話したいことがなくても会話のきっかけをつくってくれる魔法の言葉なんです。捉え方を変えれば、自分はここにいるよー!あなたがいることわかってるよー!って互いの存在確認みたいな意味もあります。挨拶をされて嫌な気持ちになる人はいないでしょう。まずは、自分から声をかけてみるのが大切です。簡単な挨拶ができるようになったら、今日は寒いねとか、週末は何するの?って世間話を加えられると、より距離が縮まっていきます。そこから一緒に出掛けようっていう話になったりするかもしれません。 私のタイ人の友だちが言語についてアドバイスしてくれたことがあります。「英語ができないのはあなたのせいじゃない。お互いのせいだよ。だって、あなたは英語を話しているじゃない。」そうなんです。何も恥じることはありません。英語圏の国にはネイティブじゃない人もたくさんいます。現地の人はそれをわかっているはずです。英語を話すということよりも、相手とより良い関係を築こうという姿勢で英語を使ってみることが大切だと思います。
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