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語学力 793件

言葉ではなく、体で伝える

北嶋 泰周(京都大学大学院/ 長崎県立大村高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Nepal Tokushima (Japan) Friendship Association
  • ネパール
  • バクマティ県カトマンズ郡
留学テーマ・分野:
その他のテーマ

ネパール語は日常生活に困らない程度に話せるようにはなりましたが、いざ路上市場を訪れて路上商人たちから話を聞こうとすると、最初のうちは会話のラリーが全く続かなかったです。私が使えるネパール語は数が知れているので、それを補うようにジェスチャーや指差しで伝えるようにしました。そうすると、彼らも私の必死な訴えかけに対応してくれて、コミュニケーションをとることができるようになりました。

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非言語コミュニケーション

八木 洸紀(立命館大学/ 滋賀県立 石山高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • University of Trento, Department of Industrial Engineering
  • イタリア
  • トレント
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

私はそもそも英語力が低く現地でのコミュニケーションが難しかったことから友達をつくるのに非常に苦労しました(現地がイタリアの片田舎で英語が通じにくい事も相まって)。何としても友達が欲しいと考えて2つの事を行いました。1つ目は毎日同じ時間に昼飯や休憩などを取り、同じ生活習慣の人と毎日顔を合わせて徐々に仲良くなる方法。これは話すきっかけづくりとしては非常に役に立ちましたが、英語力の壁は相変わらずありました。2つ目は非言語コミュニケーションです。英語力が低くて言語コミュニケーションが難しいなら非言語のコミュニケーションを取ろうと考えました。例えばスポーツや料理などです。1つ目の方法で仲良くなった友達の中にフットサルをやっている人がいたため一緒に参加させてくれと頼んで参加させてもらいました。スポーツはルールに従って行うためルールを知っていれば言語が少なくても行うことができるうえ、チームプレイであるため一体感が生まれ友達ができやすいです。もう一つの例は、日本文化の紹介の一環として配属された部屋のメンバーにお好み焼きと唐揚げを振る舞いました。中国人の握ったスシしか日本食を知らないと言っていた彼らに日本食を広められたことに加え、食を用いた共感から彼らとの仲を深めることができたと思います。あとは笑顔とジェスチャー。言語力が低い人は低いなりのコミュニケーションの取り方がある事を学びました。楽しかったです。

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求められる言語力(英語圏では英語力)に応じた効果的な勉強

しょーた(広島大学/ 岡山県立高梁高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • オークランド大学大学院
  • ニュージーランド
  • オークランド
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

英語圏に留学するなら事前に英語力を上げることが大切なのは言うまでもない。しかしペラペラ話す力をつけたいなど、漠然とした目標だと非効率的になりかねない。少なくとも4技能(リーディング、リスニング、ライティング、スピーキング)の中でどの力が留学生活で求められているかということに関してはしっかり考えておく必要があるだろう。例えば現地の人達にインタビューをするなどフィールドワーク中心の留学であれば、リスニングやスピーキングに力を入れるのが大切だし、論文や課題図書を読んでレポートを書くのであればリーディングやライティングの力が会話力以上に求められるかもしれない。自分の留学のビジョンを明確に抱く過程で、まずはどの技能が求められているかについて認識しておくことが事前準備の段階では必須だ。私の留学経験を踏まえ、特に強調したいのはリーディングとライティング(特にリーディング)である。私は大学院の授業を受講したが、学部の授業であっても大学院の授業であっても、一般的に海外の大学で授業を受けるのであれば、圧倒的なリーディングの宿題が課されることが多い。私の場合は1回の授業について30ページの英語論文を3つ読むこともあった。日本の大学とは比較にならないほどの分量でしかもそれがすべて英語であることを考えると、確かなリーディング力を日本にいるときにつけておくことが大学で授業を受ける際の必須条件と言えるだろう。またテストよりレポート提出が多いことを踏まえると、まとまった英語の文章を書く力が成績に直結する。幸いなことにネット環境さえ整っていれば、留学先で学ぶ分野について本や論文を事前に読むことは日本にいても十分可能である。確かなリーディング力はそれ以外の技能にも影響を及ぼすので、留学前に英語で文章を読む習慣を少しでも身につけておくことが、充実した留学生活につながるということを今回の留学を通して学んだ。

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外国語を学ぶゴールは…?

Sai スズキ(東京外国語大学/ 千葉県立佐倉高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ヤンゴン編集プロダクション、ヤンゴン大学国文学科
  • ミャンマー
  • ヤンゴン
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

 この留学を通してビルマ語を極めたいという気持ちは、当初から持っていました。大学の授業だけで満足していた私は、偶然ある日に留学前の自分がビルマ語を話しているのを見ました。そして「その時の自分からほとんど成長していない、授業だけでは思うように語学力が伸びない」と気付きました。私はこの事に気付くのに留学期間の半分を使ってしまい、非常に後悔しました。その後はミャンマー人しかいないコミュニティに積極的に入るようにしたり、ランゲージエクスチェンジイベントに積極的に参加するようにしました。結果的にミャンマーの友人からも「ビルマ語が上手くなったね」と言ってもらえるようになりました。  ミャンマーではビルマ語を話す外国人が少なく、ビルマ語を少しでも話すと驚かれて、褒められます。それに甘んじているといつまで経っても上達できないと感じました。「自分の語学力を絶えず客観化し、それより高いところに目標を持っていく」、これが語学力の向上に必要な事なのだと思いました。そしていつまでもゴールが見えない事が、外国語を学ぶ楽しさだと思えるようになりました。

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ゴリゴリ寮で勉強

DAIKI(早稲田大学/ 東京都立日比谷高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Portland State University,Business Administration
  • アメリカ合衆国
  • ポートランド
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

英語は予想以上に苦戦しました。授業の英語は早すぎて(そりゃそうだって感じですが)、初めは聞き取るのに苦労していました。TOEFLの基準を取っていったにも関わらずこの有様か、、と最初は心が折れかけましたが毎日寮でTEDを聞いたり、予習を人一倍丁寧にこなすことを試みた結果自然と追いつけるようになっていきました。

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スペイン語の壁をぶち破る

嶋田康志(東京工業大学/ 福岡県立筑紫高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • バルセロナ建築大学
  • スペイン
  • バルセロナ
留学テーマ・分野:
専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)

バルセロナ建築大学での授業で想像以上にスペイン語が用いられており、プレゼンで思いのほか自身の案を伝えられないことにもどかしさを感じた。夜間でスペイン語の語学学校に通いながら、スペイン語を学ぶと同時に、図面を何枚も書き上げていくことで、図面に自身の思考を込める技術を学び、逆に自身の強みを明確するきっかけとなった。悩んだら行動あるのみ。

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IELTS7.0を取るまで

T. ISHIDA(京都大学大学院/ 天白高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • The University of Glasgow, College of Social Science, School of Education (グラスゴー大学)
  • イギリス
  • グラスゴー
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

IELTS7.0を取るまでに感じた英語学習のポイントを列挙しておきたいと思う。 1. 買って満足の参考書やテキストを買いにいく前に、まず試験に申し込もう。そうすれば自ずと勉強する。 2. 準備の有無を問わず定期的に受験する。 3. 4技能バランスよく勉強する。読んでばかりでなく、実際に聞く!書く!話す! 4. スピーキングはペアで会話練習より、独り言が有効。 5. すべて英語で書かれたテキストを使う。 6. そうはいっても最後は量、1日1時間では話にならない。

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結局なんの為に使うか

さくしょー(麗澤大学/ 福島県立平工業高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • NGO LOOB
  • インドネシア・フィリピン
  • イロイロ・ジャカルタ・バンダアチェ・パダン・バンドン
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

英語を上達させたいと思っている方は、何の目標もなくただ勉強していては上がるものもあがりません。その英語力を何の為にあげたくて、何に使うかによって英語を学ぶということに対するモチベーションも変わるし、どのレベルまで英語力を上げればいいのかも分かるので、明確な目標設定のもと勉強できると思います。そうすることで場合によっては勉強することも楽しくなると思います。例えば、私の場合は仕事に使うからとか、自分の活動に必要だから、もっと言えば英語の伝わり方次第で活動の質も変わってくると思ったからこそ、英語の勉強を頑張れました。勉強といっても、ずっと1人で机に向かって勉強ということだけではなく、映画を1日1本見て、要約を書くとか、学んだことをどんな時に使うのだろとフィリピン人の会話を聞いていたり、積極的に日常会話からコミュニケーションを取り、ミーティング、カンファレンスなどでも意識的に発言していました。学び方は人それぞれですが、”何の為に英語を使うか”ということを明確にすることが大事です。そして、できればその目的も自分の熱を注げるものの方が、自分の英語を勉強するという気持ちも続きやすいと思います。

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アラビア語なまりの英語についていけない!

馬場良美(創価大学/ 山口県立華陵高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • カイロアメリカン大学
  • エジプト
  • カイロ
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

大学で英語で授業を受ける際、アラビア語訛りが強い英語がなかなか聞き取れなかった。また、現地の学生が時よりアラビア語と英語を混ぜて話すので内容が理解できずとても苦労をした。これを乗り越えるために、とにかく現地の人と会話をして会話に慣れることを心がけた。また、会話の中に出てくるアラビア語を理解できるように、友達にアラビア語の意味を聞き、理解できるようにした。そのおかげで、英語だけではなくアラビア語も上達して留学の終盤にはアラビア語も普通に理解できるようになった。

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