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語学力 793件

異なるアクセントと会話の壁を乗り越えるまで

伊藤たいよう(広島大学/ )

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • マンチェスター大学
  • イギリス
  • マンチェスター
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

留学当初、フラットメイトとの会話にうまく入れないことが大きな課題でした。個別の会話では問題なく意思疎通ができても、8人全員が集まり、イギリス各地や他の国のアクセントが入り混じると、一気に聞き取るのが難しくなりました。さらに、話題が自分の知らない文化やジョークに及ぶと、ますます会話についていけず、相槌を打つだけで終わってしまうことも多々ありました。最初は「会話を遮るのは失礼ではないか」「聞き返すのは迷惑ではないか」と遠慮していましたが、このままでは関係を築くことができないと思い、思い切って「今の話、どういう意味?」「もう一度言ってくれる?」と積極的に聞き返すようにしました。すると、相手も快く説明してくれ、少しずつ会話に参加できるようになりました。この経験を通じて、完璧に理解できなくても積極的に会話に飛び込むことの大切さを学びました。また、「自分が話についていけないのは英語力の問題ではなく、単にその話題を知らないだけのこともある」と気づき、知らないことを恐れずに尋ねる姿勢が身につきました。結果として、会話に入ることへの抵抗が減り、異文化の中でも臆せず発言できるようになったと感じています。

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「分からないから教えて」が友達への第一歩

かんた( 埼玉県立所沢西高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • NPO法人SLPC
  • フィリピン
  • セブ
留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・海外ボランティア

スラム地区では、タガログ語とセブワノ語を話す人がいました。事前に「ありがとう」「ごめんなさい」「おいしい」「私の名前は~」は勉強してきましたが、それ以外の言葉は現地で教えてもらいました。初めて聞く言葉を懸命に真似て伝えようとしましたが、私の発音が面白かったらしく、それがきっかけで距離が近づいた感じがしました。「分からないから教えて」が友達への第一歩です。失敗は成功のもと。私は失敗をして沢山の友人ができました。

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スウェーデン留学でスウェーデン語は必要か

M.K.(上智大学/ )

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ウプサラ大学、Cycling Without Age, 教会
  • スウェーデン
  • ウプサラ
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

結論から言うと「基本的には必要ないが、あると現地のコミュニティに入って行きやすくなる」です。そのため、私はもっと本気で勉強しておけばよかったと感じる場面が多かったです。一般的な留学(大学で講義を受ける形式)であれば英語で十分です。お店では英語が通じます。しかし、実践活動を現地でしたいと思っている方はスウェーデン語をやっておいた方が良いです。当たり前ですが、現地の人同士の会話はスウェーデン語です。現地の人の暮らしの様子を知りたいのに、その人たちが話していることが分からないので、困りました。また、スウェーデン語で話していたのに英語で聞き返したりするときに、少し申し訳なさもありました。さらに、少しでも喋れると受け入れてもらえやすいと感じました。 私は留学前は語学アプリで2年ほど少しずつ基礎を固めていました。留学直前に1週間オンラインレッスンで学びました。スウェーデンについてから大学でBasicSwedishの講義を履修しました。これで、本当に初歩の初歩の基本的な会話を身につけていき、それが関係構築にかなり役立ったと思います。しかしながら、もっと自信を持って「スウェーデン語喋れます!」と言えるくらいのレベルにしておけばより充実していただろうと少し心残りです。スウェーデン語に限らず、英語以外の言語が使われている国に行く方は、語学の勉強は沢山しておくに越したことはないと思います。

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会話は何よりも気持ちで!!

Maya( 静岡サレジオ高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Tasmania College Of English
  • オーストラリア
  • タスマニア島
留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・語学留学

留学を考える上で心配事として上がるのが語学。私も英語は好きだけれどネイティブたちと上手く会話できるか自信はありませんでした。最初の2、3日は不安が強く出てしまって会話に対して少し気負いがありました。しかし犬の散歩をしていた近所の人に言われた言葉で不安が軽くなりました。その人と話している時正直7割くらいは分からなかったし、自分が上手く答えられていない自覚もありました。「英語下手なの。全然分からなくてごめんなさい」と言うとその人は「それでも話そう、伝えようとしてくているその気持ちが嬉しい」とゆっくり分かりやすく言ってくれました。私はこの時から英語の勉強だけでなく、話す時のジェスチャーや表情も大事にしていきたいと思いました。このように話したいと頑張っていると相手も気づいて答えてくれます。また英語の勉強をしていると言うと単語を教えてくれたりします。なので話すことを恐れず、まずは気持ちを持つことからだと思います!

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IELTSの勉強方法

川崎 直子(京都大学/ 滋賀県立膳所高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Wageningen University and Research, Crop System Analysis group
  • オランダ
  • ワーヘニンゲン
留学テーマ・分野:
大学院進学(修士号・博士号取得)

私はIELTS7.0を取得する必要がありましたが、それに約1年半を費やしました。 本格的に勉強を始めたのは第一子出産後で、授乳等で深夜起きた時などを利用して勉強したり、子どものことが落ち着いてきた際には、毎日早朝4時から6時まで、集中して4技能を一通り勉強する、という習慣をつけていました。リスニングはYouTubeを活用し、SpeakingとWritingはオンラインレッスンを活用、リーディングは過去問をひたすら解きました。なかなか仕事や育児でまとまった時間は取れないですが、英語は隙間時間を有効活用することで目標点数を獲得することができました。

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ゆな( 宮城県宮城第一高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • NGO LOOB
  • フィリピン
  • イロイロ
留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)

英語ができなすぎて不安だったのですが少し留学前に勉強していきました。結果として勉強したことを話せていたかは曖昧です。ですが伝えようという気持ちとジェスチャーで乗り切れました。落ち着いて知ってる単語を並べればなんとかなる時もあります!!ならない時もあったけど無事帰国できたので大丈夫かと思います。

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とにかく喋ってみること

名倉花( 静岡県立清水南高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Home Language International
  • デンマーク
留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・語学留学

私自身英語が得意ではなく、全然喋れなかったのですが、拙い英語でもとにかく喋ってみるとなんとかコミュニケーションが取れました。ホストファミリーや周りの方々は優しく丁寧に接してくれたこともあり、最初の頃よりも英語の不安なく過ごせました。

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喋ることがすべてを解決する

たいき(国立大学法人新潟大学/ 新潟市立万代高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Brighton and Hove Japanese Club
  • イギリス
  • ブライトン
留学テーマ・分野:
海外ボランティア

これは本当にタイトルの通りであるが、どれほど自分の語学力に不安を抱えていようと話せば何とかなるし、話さなければ何も解決できないと思う。英語教育を専門にしている私であるが、実際の語学力は大学受験レベルで大して突出しているわけでもない。自分のフィールドでない言語でのコミュニケーションはわからないものをわからないまま流してはいけない。せっかく海外に行くなら自身が英語がうまく扱えないことなど全く恥ずべき事でもないし、せっかく海外に来ているのにもかかわらず引っ込んでコミュニケーションを放棄すること放棄すべきだと思う。海外に足を運んだのであれば、日本ではできない経験から、率先して取り組んでいくべきだ。

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語学力不足の乗り越え方

pen( )

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Lincoln High School、Oamaru Blue Penguin Colony
  • ニュージーランド
  • クライストチャーチ・オアマル
留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)

私がトビタテ留学japanを使って留学を行った理由が、留学が出来ることの魅力というよりかは、探究活動ができるということの魅力であったため、熱意だけは人一倍の自信があったので合格はしたのですが、語学力が全然ないうえ、人前で英語を話すとなると全然話せないという状況でした。留学前に英会話に通ってはいたのですが、現地に行ったときは全然聞き取れない上に、話すこともまともにできないといった状況でとても苦戦していました。翻訳機を使ったり、ゆっくり話してもらうように頼んだりと、とても迷惑をかけてしまっていました。しかし、私は少しでも多く探究活動を行いたいと考えていたので、たどたどしい英語で、一生懸命、話しをしていたら、その気持ちが伝わっていたようで、環境問題に関する情報を共有してくれたり、たくさんの施設を紹介してくれたりと、とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。英語力が本当に不足しているので、本当に知りたいことをもっと深めたり、自分の伝えたいことを発信していくためにはもっと英語を勉強していくべきだったと感じた一方で、結局は、気持ちが一番大切なのだと思う。

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