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語学力 793件

恥をかくのは恥ずべきことではない

原田大暉(九州大学/ 私立桃山学院高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • West Pomeranian University of Technology, University of Liverpool
  • イギリス・ポーランド
  • シュチェチン・リバプール
留学テーマ・分野:
その他のテーマ

留学へ行く前の準備として、オンライン英会話や英会話サークルで練習を重ねていたにもかかわらず、いざ異国の地で生活し始めて、24時間日本語が全く使えない状況になると、英語でのコミュニケーションにとても苦労しました。あとになって、根本的な原因が失敗を恐れて積極性が欠けてしまっていたからだと気づきました。そこで、自分の英語が拙いことを受け入れて開き直り、自己表現することに全力を尽くしました。幸いなことに、その無様なコミュニケーションを笑う人は誰もおらず、逆に対等に私と話してくれました。大切なことは完璧な英語ではなく、どれだけ真摯にコミュニケーションを取れるかということを学びました。

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毎週10時間の予習で食らいついた最高難易度のゼミ授業

キャベ(上智大学/ 西武学園文理高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • リーズ大学
  • イギリス
  • リーズ
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

私が留学してすぐに受けた授業の中に、最高難易度のレベル300に分類される、卒業論文を執筆する学生のためのゼミ形式の専門的授業がありました。東アジアの政治経済に関しての授業で、 生徒の中で東アジア諸国出身の学生は私だけだった/日本史などの知識は義務教育で得ていたためむしろ有利だと思っていた/大学でも国際政治学専攻だった/留学する前から英語の授業を受けており、ネイティブスピーカーに近いレベルで理解できた... 以上の理由から、そこまで難しくはないだろうと考えていました。 しかし、現実は初回の議論は全くついていけず、質問の意味も理解できない...というようなものでした。 そこで、2回目の授業からリーディング教材を時間をかけて読み込むことにしました。わからない用語や概念は事前に理解しておくことで、議論の内容が理解できるようになりました。そして何よりも、授業の前日を丸一日使って準備したんだ、という自分の努力が自信となって、胸を張って議論に参加できるようになりました。 この経験から、どんなに難しそうに見えても、ハンデがあっても、人一倍時間をかけて準備することで乗り越えられると学びました。 最後には、当該授業の期末レポートで分析のアイデアを教授に褒めていただくことができました!「本の内容をよく理解できている」と評価をしていただき、リーディングを読み込んだ時間が報われた気がしました。

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留学中の毎日が英語を勉強、吸収できるチャンス

Sy(京都工芸繊維大学大学院/ 私立 京都成章高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ハウメ一世大学 New Imaging Techniques/ Photonics Research Group
  • スペイン
  • カステリョン
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

留学先はスペインだったが、研究室内での生活では、ミーティングをはじめとした打ち合わせや実験の相談などすべて英語で行っていた。留学3ヶ月前からSkypeによる英会話の練習などはしていたが、準備期間が短すぎたため現地では思うように話せなかった。そこで、私は全体ミーティングの際に、よく頻繁に出てくる表現や、便利なフレーズをメモしては帰宅後に自分でまとめていき、一つのファイルを作り、暇なときに見返すことでそれらのフレーズを身に着けていった。もちろん、ミーティングの際に出てくる堅いフレーズだけでなく、日常会話における口語表現も同様にして勉強していった。留学期間が長いからできたことではあるが、それにより最後の帰国前の全体ミーティングの発表時には、自分でもビックリするぐらいスラスラと覚えたフレーズを活用して言いたいことを話せた。このように、日常が英語に囲まれている生活を送れるのは、留学期間中だけなので、積極的に勉強して吸収できるだけした方が圧倒的におトクだと思う。

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環境に入り込む!

ニナ(桜花学園大学/ 愛知県立安城高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • NGO団体サルボダヤ、バドゥッラ レースコース幼稚園
  • スリランカ
  • モラトゥワ・バドゥッラ
留学テーマ・分野:
海外ボランティア

 私は3カ月間英語とシンハラ語の学習をしましたが、正直その時点ではまだシンハラ語は十分に話せる状態ではありませんでした。しかしその後、幼稚園で活動するようになってシンハラ語しか使えないという環境に変わりました。生活の中で理解できなかった言葉はメモして持ち帰ったり、覚えた言葉は次の日に使ってみたりすることで格段に語彙が増えていきました。会話ができるにつれて買い物に行った時やバスで隣になった人と話をする機会も増えて話すことが楽しくなっていきました。初めのうちはもちろん上手く話せなくて笑われたり、シンハラ語で影口を言われることもありましたがその悔しさが勉強の意欲に変わっていくこともありました。本当に嫌だったときは日本語で愚痴をつぶやいて発散していたこともありました。  もちろん前もって学習しておくことも大切ですが、現地の方が学習しやすい場合もあるのだと感じました。

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毎日コツコツと

奥山陽平(京都工芸繊維大学大学院/ 滋賀県立彦根東高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • The University of Texas at Arlington Department of Electrical Engineering
  • アメリカ合衆国
  • テキサス州
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

留学先の研究内容を学ぶため、留学先の研究グループが執筆した論文の理解に努めた。その中で分からないところや疑問に思う部分が出てきたため、何度も研究員の方や教授に質問を行った。しかし、英語での議論ということもありスムーズに理解することができなかった。 解決法として、研究生活の中で出てきた専門用語やよく使う英語のフレーズを一つずつメモにまとめた。それを休みの日や大学終わりの自室で毎日暗記していた。初めは分からない単語が大量にあり、暗記するのにかなり苦労した。しかし、この作業を毎日続けることで少しずつではあるが英語での議論が上達し、理解スピードも向上した。このように地道ではあるが、毎日継続することで課題を改善することができた。

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メモとジェスチャー

キノ(香川大学大学院/ 兵庫県立加古川東高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ガーナ大学
  • ガーナ
  • アクラ・ワ
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

英語に不安を抱えた状態で留学を開始したため、当初は自分のやりたい事を相手に伝える事が大変でした。少しでも相手に内容を分かってもらうために、翌日に自分が話したい事を書き出し、それを英語でメモにすることで、対応していました。それを続けていくうちに、話に必要な単語や文法もすぐに出てくるようになり、メモの量も減らすことが出来ました。また、突然の場面でもジェスチャーを使うことで気持ちを理解してもらう事はできたので、これらを継続して行い、次第に英語への不安はなくすことができ、多くの人とコミュニケーションを楽しむことが出来ました。

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電子辞書は助けてくれる!

Kotori.M( 大阪教育大学附属高等学校天王寺校舎)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • FREDERICK IRWIN ANGLICAN SCHOOL
  • オーストラリア
  • パース
留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)

日常会話レベルはある人でも、とっさに英訳できない場合も想定されます。私は、自分の語学力を基軸として、特定の分からない単語を理解したいときだけ電子辞書を使っていました。おかげで車内でのホストファミリーとの会話にもテンポよく参加することができました。 どうしてもわからないスラングはノートにメモをしてネイティブの友達に教えてもらいました。

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語学学習へのモチベーション

日高達也(創価大学/ 創価高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • マラヤ大学経営(商)学部
  • マレーシア
  • クアラルンプール
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

留学先では、様々なグループワークの経験をしました。開始当初は英語での細かなコミュニケーションに不便を感じる場面も多々ありましたが、活動を実践していく中で、私自身の英語学習へのモチベーションや独学時間が自然と増加しており、最終的には、自身のスピーキングスキルの向上を肌で感じることができました。

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ひたすら勉強するしかないでしょう。

長島瑠子(京都大学/ 茨城県立土浦第一高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 国立科学技術センター
  • オーストラリア
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

元々英語は苦手ですし、今も苦手ですが、必要に駆られて勉強して、話して使って、としていたら人並みには話せるようになりました。才能がないなら努力で補うしかないんでしょう。きっと。

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ハンガリー語をどこから学ぶか。

ゆづき(東京学芸大学/ 新潟明訓高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Derecskei I. Rákóczi György Gimnázium, Technikum és Kollégium (ハンガリーの現地校)
  • ハンガリー
  • デレチケ
留学テーマ・分野:
中長期留学(4か月以上、日本の高校に在籍しながら留学)・異文化体験

いろいろ言い訳をして語学の学習ができないままハンガリーに行ってしまったわけですが、英語もほとんどわからないなかでハンガリー語を学ぶことは大変でした。初めは日本から持ち込んだ本とにらめっこしながらわからないところはホストファミリーや学校の友人、そして私が言った街のAFSの支部では数か月の間、無料でハンガリー語のレッスンを受けることができたのでその先生の力を借りて学習しました。ハンガリー語=外国語ということで同様に外国語である英語と比較しながら学んでいたのですが、ハンガリー語は世界最大難語と言われることもあるくらいの言語でしたし、他の言語とも似ておらず言語の習得は難しかったです。ある日、文法を復習していると、英語よりも日本語のほうが近いかもしれないということに気が付きました。そのように共通点を見つけると一気に学習が進みました。ハンガリー語は人称変化することが多いので単語を覚えてもうまく変化することができないと伝えることが難しいという点で文法を身につけるコツがわかったことはよかったです。実際他の日本人留学生ともハンガリー語を学習するときは人称変化など文法から覚えたほうがいいかもしれないという話になりました。しかし、学習で一番有効なのはやはり「話すこと」です。同時期に留学していたハンガリー語が流暢な友人にどうしてそこまで話せるのか聞くと、国に関係なく、すべての学生が話すことだと答えていました。実際話すことで本に記載していない単語、文法、使うことで覚えられる言い方……など話すことで言語力は一気に高まります。話すことで友人関係も広がるので一石二鳥です。話せるようになってからでないと恥ずかしいと思うかもしれませんが、文法は自分たちが思っているほど気にされませんし、話そうとする姿を見せたほうが喜ばれるのでぜひ思い切って話してみてください。

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