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語学力 793件

共通言語が存在する奇跡と、他言語を学習する大切さ

常田千尋(千葉大学/ 北海道立函館中部高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 王立プノンペン大学外国語学部国際関係学科、カンボジア日本人材開発センター(CJCC)、日本国際協力センター(JICE)、国際交流基金プノンペン連絡事務所
  • カンボジア
  • プノンペン
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

私が留学したカンボジアの公用語は、クメール語です。日本にいた時は、周りにクメール語を話す人がおらず、学習するのは大変困難で「もう、クメール語は無理」と思い込んでいました。そのモチベーションのまま留学をすると、英語やその他の自分のできる言語に頼ります。そして、自分の知っている言語が通じない場所ではかなりストレスが生まれてしまいます。 留学期間中に、周りにクメール語がネイティブレベルの人しかいないことが、時に苦しいこともありました。交換留学の授業中には、英語で授業が行われますが、より詳細なことはクメール語のほうが理解が深まりやすい人が多いため、クメール語が頻繁に使われることもありました。インターンシップの期間中も、英語で指示が出されず、自分だけ輪に入れていないと感じる瞬間も多くありました。「英語で説明してくれたら、こんな孤独感を抱かずに済むのに」「英語だったらもっと私は仕事ができるのに」とばかり考えていました。 しかし、私がほとんどの生活を自分が話せる言語でできるのは、英語で話す私に合わせてくれる人がいるから、私がわかる言語をコミュニケーションの相手も学んでくれているからだと気づきました。同時に、相手の言語を学び、話そうと努力することが、相手の国や文化、そして相手そのものをリスペクトする方法だと気づきました。 確かに学習中は、自分だけがついていけない、孤独感を抱くこともあると思いますが、それを乗り越えるからこそ、モチベーションが生まれるのだと思います。私にとって、クメール語はそのような意味でとても大切な言語になりました。 留学終了後、またカンボジアに来ることを計画しています。その際は、私がカンボジアで出会った大切な人たちに、今よりもクメール語で話しかけられるようになっていたいです。この留学は、たくさん苦労しましたが、その分モチベーションに繋がる期間でした。

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ベースは自分でやってから!

鈴木愛佳(筑波大学/ 千葉県立船橋東高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • チュラロンコン大学 Faculty of Sports Science
  • タイ
  • バンコク
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

タイ語は文字がやはりハードルなので、留学前に文字のルールを覚えたのち、問題集でタイ語を学んでタイ語検定3級をとってから渡航しました。そのため渡航後にアドバンスクラスの授業をとることができて、中上級レベルのタイ語の習得がスムーズでした。日常生活でもタイ語を読めたほうが苦労しなかったです。そして何より多少言語を話せたほうが現地のタイ人と仲良くなりやすかったです!

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とにかく勇気を出してしゃべる!

山木 真佳那( 跡見学園高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Corpus Christi Catholic High School
  • オーストラリア
  • シェルハーバー
留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)

多くの人が留学する前に心配になるのは、英語力だと思います。しかし英語力よりも大切なことはコミュニケーション力だと思いました。いつも笑顔で、相手に一生懸命に伝えようとすること。そして勇気を出してとにかく話しかけること。失敗することもたくさんあるかもしれませんが、これも良い思い出になる、と前向きに考え積極的に行動しましょう。

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待ったら負け!

木村伊吹( 九州産業大学付属九州高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Manukura school
  • ニュージーランド
  • パーマストンノース・ネーピア
留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)

私はリスニングは元々得意で、実際にNZでも聞き取れたので英語に自信はあった方でしたが、実際に言葉を口にすることに苦戦して、上手くいかないことが多かったです。 そんな私が途中から後悔したのは、何か言ってもらえるのを待っていたことです。 日本と違って海外の人は、いい意味でも人のことを気にしません。これは、ポジティブに考えたら失敗もしやすい環境だということで、待ってるだけじゃなく、積極的に話してみる、使ってみるを大切にするのが1番の上達の秘訣だと感じました。

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Pratique, Pratique, Pratique (練習、練習、練習)

西松 佑華( 洛南高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • EF Paris
  • フランス
  • パリ
留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・語学留学

モントリオールで習ったフランス語とパリで習ったフランス語がかなり違い、パリのフランス語に慣れるのに少し時間がかかった。語学学校に行った初日にプレースメントテストがあり、CEFRのB1-1に入りたいと思っていたのだが、結果はA2-2で、いきなり心が折れた。しかし、気を取り直して、練習あるのみ、の気持ちでたくさんの人と話したり、本を読んだり、映画を見たりした。3週間では足りないと感じたが、次回の留学に備えて、現在もフランス語の勉強を続けている。

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自信を持って話す

Shinn( )

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Western Heights High School
  • ニュージーランド
  • ロトルア
留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)

私は留学初めの頃、英語を話すことに対して、自信がありませんでした。友達やホストファミリーと話す時にも、翻訳アプリなどを使っていたのですが、徐々に慣れていくうちに、「間違っていても、文法や単語の使い方が少し違っても、伝わればいいや!」と思えるようになり、それからはスムーズに会話をすることができるようになりました。会話力や単語力などを上げることも大切ですが、間違ってもいいや!と自分の英語に自信を持って、どんどん積極的に会話をしていくことが大切だと思いましたし、それが英語上達の1番の近道だと思います!

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そんなもんだから切り替えて、次に進もうぜ。しょげるな!!

三輪祐友( 山口県立大津緑洋高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • The Evergreen state college
  • アメリカ合衆国
  • シアトル
留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・語学留学

英語に関してはネイティブとでも会話ができるという根拠のない自信があり、もし困ったとしてもどうにかなると軽く見て挑んだ留学だった。そしたら、一日目で言語という壁にぶつかり、ホームシック、カルチャーシックになった。相当落ち込んだ。しかし、大事なのはそんな状況でもどれだけ気持ちを切り替えて、次につなげつことができるかであり、何もしなければ何も変わらない。留学というのは(特に短期留学)は時間との勝負である。しょげている時間ももったいない。どんな状況でも前に進む。それが私の留学のカギになった。

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ガラパゴスで英語は通じない?スペイン語圏での生活

中山璃乃( 大阪府立水都国際高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Project Abroad
  • エクアドル
  • ガラパゴス諸島
留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・海外ボランティア

「留学に行く」と聞くと英語圏での生活を想像される方も多くいると思いますが、実際には他の言語が共通語となっている国に留学へ行く人もいますよね。私もその一人で、留学先のガラパゴス諸島はエクアドルに位置するので、スペイン語でした。もちろんスペイン語を勉強したことなんて一度もありません。滞在先のホストマザーも町の人達も英語を話せる人はほとんどいなく、話せるのはエージェントのスタッフの人や他のボランティアメンバーのみでした。私は留学が決まった後すぐに、ホストファミリーが英語を話せないという情報を得たので、すぐに本屋さんへ行き初心者向けのスペイン語の参考書を一冊買いました。学校の勉強やその他の活動をしながら、時間を見つけてそれを読み、簡単な挨拶と自己紹介はできるようになりました。しかし、いざ現地へ行ってみると日常生活に必要な会話も全く成立しないし、スマホにある翻訳機で音声機能などを利用して伝えたいことを話していました。直接コミュニケーションを取れないもどかしさもありましたが、英語もスペイン語も話せる同じボランティアの仲間に助けてもらったり、ジェスチャーを交えて話していました。語学は完璧でなくても、伝えようとする姿勢があればきっと相手も聞いてくれようとします。笑顔で話したり、私の場合は食事を毎食作ってもらっていたので、ご飯をもらうたびに「ありがとう」「美味しかったよ」などという感謝の気持ちは忘れずに伝えようと心がけました。 英語圏以外の国への留学を検討している人は、学校の勉強や部活などで忙しいとは思いますが、留学生活をより充実させるためにぜひ時間を見つけて練習してみてください。

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少しの勇気で本当に変わります!!

美咲( 北海道科学大学高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • VGC
  • カナダ
  • バンクーバー
留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・語学留学

私は留学前の英語力として英検3級しかありませんでした。留学に行くのは英語ができる人だけと思っていましたが、いざ留学を経験して言いたいのが英語力はどうにかなります。あるだけ困りませんが、英語ができるからと何にもせず過ごした人とできないけど頑張ろうとして積極的に話しかけたらする人では同じ時間でも時間の濃さが違います。行動力が1番大事なんです!!行動力と言われてもやっぱり緊張はします笑ですがその一歩を超えた先に想像のつかないような楽しさがあります!!私は留学して100%良かったと思ってます!英語ができない自分に嫌気がさしたことも何度もあります!悔しくて泣きそうになったこともあります!ですが英語が話せななくてもゆっくりでいいので頑張ってみることが大切です!!応援してます!

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圧倒的リスニング力

大高優花( 青森高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • vanwest大学
  • カナダ
  • ケロウナ
留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・海外ボランティア

私は元々英語が好きだったので、スピーキングも会話ができる程度ではありましたが、やはりリアル英語を体感した時、まず相手が何を言っているのかを理解できないと答えることができません。ネイティブ英語は、単語と単語が繋がっているため聞き取りが非常に難しいのです。ホームステイ先でのルールを確認する時にとても大事だと感じました。ルールはきちんと守らなければならないものなので、わからなければ率直にもう一度聞きましょう。留学前は圧倒的リスニング力を鍛えるべきだと思います。

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