栗田 真由子(立教大学/ 神奈川県立横浜国際高校)
- 留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
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- バスク大学、社会コミュニケーション学部
- スペイン
- ビルバオ
- 留学テーマ・分野:
- 大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
出発する前のスペイン語力は、大学で1年半学んで一通りの文法を終えたくらいで、実際に自分の思ったことを伝えるのは難しいレベルでした。8月から留学が始まり、10月にはもう、自身で企画したイベントが待ち構えていました。その準備期間は2か月しかありませんでしたが、イベントではバスクの人に受け入れてもらうという意味でも、絶対に英語を使いたくなかったので、その時までに何としてでも話せるようになりたいという想いがありました。スペイン語のクラスはクラス分けテストの結果、(日本人は文法が得意なので)自分より物凄くレベルの高い一番上のクラスで受けることになりました。毎回、授業に食らいつくのに必死で、予習と復習を欠かしませんでした。また、積極的に外に出るようにしました。実際に話すことで会話の練習ができ、友達と会うたびに、聞き取れることも話せることも増えていくのが実感できました。そのおかげもあって、イベントの日にはた沢山のお客さんと、スペイン語だけで話すことができるようになっていました。言語上達のコツは、言語を完璧にしてから何か行動を起こそうと考えるのでなく、目標を明確にもって、あとはひらすら話まくって練習することだと思います。私も、間違うことを恐れず、いろんな場所に出向き、いろんな人と話すことを通して、言語上達だけでなく沢山のコミュニティができました。