言葉が一番どうにでもなる問題だ!

タカカズ(岩手大学/ 岩手県立黒沢尻北高等学校)
- 留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
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- CCEL, Volunteering Canterbury
- ニュージーランド
- クライストチャーチ
- 留学テーマ・分野:
- 海外ボランティア
留学をする上で言語の問題を不安視する人は多いと思うし、事実、それが理由で留学を諦める人も少なくないのではないかと思う。しかし、言語を理由にせっかくの留学の機会を諦めるなんて勿体なさすぎる!と私は思う。なぜなら言語は留学における壁の中で一番どうにでもなる問題だと個人的に感じているからだ。 かくいう私も英語圏に留学するくせに英語を全く話せなかった1人である。教育学部の国語科の学生であり、普段読んでいる本は古今和歌集とか伊勢物語だった私は、英語のレベルを測るテストは受けたこともないし、同時期にアメリカに留学していた友人からはポンコツと称される始末であった。 それでも「何とかなるべ」と思いながら始まった留学生活は案の定初日で打ちのめされた。何言ってるか分からない。何も話せない。散々なスタートだった。 「このままじゃいけない」と感じたのは留学が始まって2週間が経とうとした頃。私の留学はインタビューやボランティア等、話す・聞くができれば何とかなる内容だったので、とにかく何が何でも会話ができるようになることを決意! その日から、道を歩いているときは、誰とも繋がっていない電話に向かってその日の出来事を英語で話し続け、休日ともなると「私と英語で話してください」と書いたボードを持って街の公園に一日中座るという生活を続けた。(ボード作戦はなかなか効果があって1日50人くらいと話せました。) その甲斐あってか3ヶ月が経つ頃にはある程度現地の人にインタビューしたり、自分の思いを伝えられるようになった。まさに手段を選ばぬ英語学習の成果である。 トビタテの大きな特徴の一つは「語学力不問」というところだと感じている。そこには「この社会を変えたい!」という熱いパッションがあれば語学なんていう壁は軽々と飛び越えられるという、トビタテのメッセージが込められているのではないかと勝手に思っています。
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