とにかく外に出る
Manami(大阪大学/ 新潟高等学校)
- 留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
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- エクスマルセイユ大学人文学部
- フランス
- マルセイユ
- 留学テーマ・分野:
- 海外ボランティア
私はどちからというと内向的な性格で、キラキラ留学生活!といった一般的なイメージとはかけ離れていると自認している。留学当初はカタコトのフランス語でスーパーでその日の食料を買うのも一苦労だった。そんな私がフランス語力向上に行ったのは、「とにかく外出する」という元々インドアの私の性格からするとまさに強硬手段としか言えない方法。交換留学先での大学開催のパーティーに行ってみたり、地域のバレーボールクラブに参加したり。日本に居た頃は確実に断っていたであろう誘いに、せっかくだから!ともはやヤケクソのように参加した。すると、不思議なことに徐々に耳が慣れていき、渡仏当初には暗号のようだった現地の人の言葉が、段々と意味を成して聞こえるようになった。言語がわからないと不安になるのは無理もないし、寮や自室に閉じこもりがちになってしまうかもしれない。だが、それでは言語はいつまで経っても伸びないし、自身の成長も感じられない。せっかくこんな遠いところまではるばる来たんだし、今外に出ないでいつ出るんだ!と自分を鼓舞して人に会いに行く。これこそが言語習得の鍵なんじゃないかなと個人的には思います。
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