私のビザ取得まで
丸山 亮太(群馬大学大学院/ 成城学園高等学校)
- 留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
-
- ジョージア工科大学 材料工学科
- アメリカ合衆国
- ジョージア州アトランタ
- 留学テーマ・分野:
- 大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)
周りにビザの取得の方法を聞くことができる人がおらず、とても苦労をしたので、簡単ですがここで紹介したいと思います。まず自身の研究テーマとこれまでの研究活動の履歴、業績といったことを書いたCV、そして教授の研究の何に興味を持ったかをメールに書き、行きたい研究室の教授へ送りました。すると、その教授が所属する学科の事務員から返信をいただき、私が客員研究員としてJ-1 ビザを取得するのが適切だということ、そしてビザ取得にはDS-2019という書類が必要であり、その具体的な申請方法が記されておりました。申請にはいくつか証明が必要であり、主に留学期間中生活できるお金があることの証明(奨学金やグラントの情報や、銀行口座の残高が書かれた書類)と、TOEFLやIELTSといった英語テストの規定スコアの証明でした(これらは大学のホームページにも記載されていました)。私はTOEICのような「読む」、「聞く」の試験は経験があるものの、TOEFLやIELTSにあるような「話す」、「書く」の試験経験はありませんでした。「書く」に関しては、学術論文執筆の経験もあり試験対策本で十分でした。「話す」は、語学学校に通う時間とお金もありませんでしたので、スカイプ英会話を使いました。その結果、規定のスコアを獲得し、DS-2019を取得できました。その後は、アメリカ大使館のホームページや動画を何度も閲覧し(「のりこ留学物語」にはお世話になりました!)、ビザを取得できました。 アメリカの大学へ研究留学を考えている人は、留学に必要な条件を揃えるために、大学のホームページを熟読することと、わからないことをその大学の職員に英文メールで質疑することが必要です。私の場合、英文メールに自信はありませんでしたので、研究室の教授に随時メールを添削していただきました。英文メールの添削をしてくださる方が身近にいると良いと思います。
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