実践活動先決定に際して
大園 咲奈(九州大学/ 福岡県立小倉高等学校)
- 留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
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- 北アリゾナ大学理学部天文学科
- アメリカ合衆国
- フラッグスタッフ
- 留学テーマ・分野:
- 大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
コロナが蔓延しつつあったという影響から、結果として留学先の大学外部での実践活動先を見つけることは出来なかったのですが、探す過程でアメリカで有効な実践活動先を見つけるためのツールを知ることができたので、それを3つ共有したいと思います。 1つ目にIAESTE JAPANの利用です。IAESTE (イアエステ) は理系全般を専攻する学生の海外インターンシップを推進している、世界最大級のインターンシップ斡旋組織です。IAESTE利用には選考に合格する必要があるため、留学前に準備をしておく必要がありますが、自分が学びたい領域で質の高いインターンシップ先を確実に確保するためには素晴らしい手段だと思います。 2つ目にLinked-Inの利用です。Linked-Inとはアメリカ生まれのSNSで、ビジネス目的で利用されています。アメリカでは多くの人が利用しており、現地の友人の多くがLinked-Inで繋がりを持った企業の方との縁で就職先を決定していました。実際に私も、コロナ禍でなければインターンの機会を頂けたのではないかというご縁を複数、Linked-Inで持つことができました。 最後に手段を選ばずに積極的に行動することです。応募用フォームから応募に臨んでも、理系インターンの多くには「アメリカ国籍の」、や「正規の(留学生でない)学生」といった規定が多く、応募できるものは限られていました。その中でコロナ禍でなければ機会を頂けたかもしれないというご縁を頂けた方法が主に2つありました。1つは授業や研究室の教授の紹介で、もう一つは自分から電話した研究機関とfacebookのメッセンジャーでやりとりをして下さった他大学の教授の研究室です。留学生として実践活動先を見つけるという難しい状況を乗り越えるためには、正規ルート以外の道にも積極的に挑戦することが大切だと感じました。
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