言葉を使わない会話
チンタオ(岡山大学/ 甲陽学院高等学校)
- 留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
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- デブレツェン大学医学部付属病院
- ハンガリー
- デブレツェン
- 留学テーマ・分野:
- 大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
基本的に患者さんはハンガリー語しかしゃべれない、というのが一番のネックでした。旧ソ連による教育主導の影響というのも大きかったと思います。一通り英語での診察などができるようにはしていましたが、全く通用しませんでした。 個人的に行った解決法としては、 1.挨拶はハンガリー語で! 何人であろうと挨拶はやはり欠かせないのでこれだけはスムーズに受け答えできるようにしていきました。向こうも留学生だとわかっていて、頑張ってハンガリー語で話してくれることに嫌な気持ちはないはず。日本から来ました、など簡単な自己紹介ができると喜んでくれる患者さんも多かったです。 2.ボディランゲージの多用。 身体診察では体のいろんなところを触りつつ、患者さんがその間にどういう感覚を得るかモ重要でした。特に痛いかどうかは重要だったので、「痛い」というハンガリー語を知る前は尋ねたい部分を指さして”OK?”と尋ねたりしていました。その分、知らない人の前で恥じらいを捨てる勇気もひつようでした。
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