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語学力 / その他の言語 221件

インタビューをする前の準備を念入りに。

なつ(香川大学/ 鳥取県立八頭高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • イタリア語学学校(Abby school ciaoitaly)slow food international 農家民宿(Baugiano Oasi Agurituristica))
  • イタリア
  • トリノ
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

 私の一番の課題はイタリア語でコミュニケーションをとることでした。イタリア語学学校に通い勉強していましたが、実践的に話す機会をうまく作ることができないでいました。イタリアの田舎の方は英語があまり通じず、最低でもイタリア語B2レベルが必要です。一人でインタビューを行うことは難しい状況でした。そのレベルに少しでも近づくために様々なことを試してみました。 まずは、気分転換も兼ねてイタリア中を旅行しながら、各地の食文化に触れることです。市場に行って食材を見たり、店員さんに質問したりと自分の興味のある食からイタリア語を学びました。インタビューの準備では、イタリア人の日本語学科の友達に質問のニュアンスが合っているかの確認をしてもらったり、生産者にアポを取るうえで信頼関係があるスローフード協会の方に繋げてもらい、スムーズにインタビューができる体制を整えることに重点を置きました。

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インドネシア語の壁

佐々木周(高知大学/ 宮城県仙台向山高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ボゴール農業大学理学部
  • インドネシア
  • ボゴール
留学テーマ・分野:
その他のテーマ

インドネシア語の会話がある程度できる状態で留学したが、現地に入ってみるとなかなか聞き取れず本当に語学には苦労した。はじめに一緒に調査に入ってくれたインドネシア人の学生にバカにされることも。本当に辛くて、悔しい思いをした。インタビューができないならと、紙媒体でアンケートを作成。アンケートは1週間かけて入念に作り、これで調査を少しは進められると思った。しかし、識字率が低く、アンケートの文字が読めない事態が発生した。さらに、農家の方々はアンケートというものを知らないので口頭での説明も非常に難しかった。そのため、完全にインタビューのみに方針を切り替え、毎日夜遅くまでインドネシア語を勉強し、インドネシア語で十分に話せるレベルになった。

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間違えたって沒問題!とにかく話す!

櫻井理紗(名桜大学/ 広島県立神辺旭高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 開南大學日本語応用学科
  • 台湾
  • 桃園
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

留学前に中国語検定3級程度まで学力を伸ばしたが、いざ留学が始まると教授の話すスピードについていけなかった。まるで何もすくえない粗いザルのように言葉を取りこぼし、ほとんど聞き取ることができなかった。困ったことに、質問にもうまく答えられず「你聽得懂嗎?(あなたは聞いて分かってる?)」と言われることがとても悔しかった。 そこで、まずは読み書きより、聞き取りと会話を優先的に鍛えようと悔しさをバネに、とにかく優しい台湾の友達や家族とたくさん話した。授業で学んだ言葉を会話の中で使ってみたり、分からないことは簡単な中国語で説明してもらうことで、だんだんと台湾独特の発音や言い回しを習得することができた。それにつれ、だんだんと言葉から台湾の文化を知ることができた。 その後、教授の話す言葉が、細かいネットでキャッチ出来るようになり、講義でも積極的に発言できるようになった。

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言語の壁

きっしー(琉球大学/ 浦添高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 琉球大学, 農学部, 亜熱帯地域農学科
  • ベトナム
  • ハノイ
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

英語での日常会話には、困りはしなかったのですが、ベトナム語はあまり分からなくて買い物などに困りました。現地の学生さんと仲良くなることで、遊びに行ったりして少しベトナム語を覚えることができました。

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とにかく毎日喋ること

みやこ(筑波大学/ 市川高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ミラノ工科大学,建築デザイン
  • イタリア
  • ミラノ
留学テーマ・分野:
専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)

ミラノでも、英語が通じない場面が多かったです。特に現地での滞在許可証取得時には、警察署に申請に行かなければならないのですが、その警察官も英語を喋ることができないので、ある程度のイタリア語の会話力を身につけられなければなりませんでした。ホストマザーとなるべく話すようにして、その日あったことや今日食べたもの、天気のことなどどうでもいいことでもとにかく会話することを意識していました。

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言語は現地で学べ!

フルタク(国立法人佐賀大学/ 私立福岡舞鶴高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • JICAカメルーン事務所
  • カメルーン
  • ヤウンデ
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

カメルーンはフランス語であった。行く前からそれは知っていた。でも日本にいる間どんなにフランス語の教科書を開いても頭に入ってこないしそもそも教科書全然開いてない。ほんで結局そのままカメルーン着いたわけやけど「ボンジュール」「メルシー」がフランス語だということをそこで知るくらいにはからっきしの状態だった。結論から言うと半年後日常会話くらい(1日をフランス語のみで過ごせるくらい)には上達した。勉強の方法としては①単語、フレーズを現地の人たちが良く使う順にメモする②自分よりも言語ができる人がいるならその人の会話で知らないことわからないことをすぐに聞き、メモする。③ひたすらメモを見返す。④覚えたメモは消してまた新しいメモを増やす。これの繰り返し。実際日本でどんなにフランス語勉強したって発音とかニュアンスとかめっちゃ違うし。それなら現地の人たちが使ってるまま覚えたらいいのではという話。あとは自分から覚えたものを使いまくってニュアンスや発音を精査して自分のものにしていけば役に立つ使いやすい単語、フレーズから覚えていくから楽しくなってくると思う。

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日本20現地80

齋藤誠仁(横浜国立大学/ 横浜市立桜丘高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Fundación Mita'i Mitakuña'i、Universidad Nacional de Asunción Facultad de Politécnica
  • パラグアイ
留学テーマ・分野:
その他のテーマ

個人差はあると思いますが、私は日本で勉強した数年間より、現地にいた半年の方が、生活するための言語が身についたと思います(文法などは身につかなかったので帰国後勉強しようと思いました)。そういう意味では、目的によりますが、取り敢えず現地に行くことがいいかもしれません。

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周りの人を頼ろう

Jun(金沢大学大学院/ 滋賀県立八日市高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • レッジョカラブリア大学 材料化学研究室
  • イタリア
  • レッジョディカラブリア
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

私はイタリアに留学する!と決めたはよかったのですが、イタリア語は話せず、英語にもあまり自身がありませんでした。事前準備として、イタリア語や英語の勉強を進めればよかったのですが、学会発表やインターンシップなどで忙しく、思うように準備ができないまま留学してしまいました。しかし、現地の大学では英語を話せる学生は全体の3割程度であり、更には、街中では英語が通じませんでした。そこで私は、英語とイタリア語が堪能な中国人留学生と友達になりました。少し遠くへ買い物に行きたいとき、レストランで注文する時、現地の学生と会話をするときも彼が通訳をしてくれたので本当に助かりました。自分で解決する力ももちろん大事ですが、周りの人にも頼る力も大切だと感じました。また、英語が苦手な学生と会話する時も、必死で身振り手振りを交えながら話すと意図はくみ取ってくれます。何もせずに黙って動かないことが一番いけないことだと思います。

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少しでも現地の言葉を覚えておくといいかも

カナ(中京大学/ 桜丘高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Technical University of Kosice
  • スロバキア
  • コシツェ
留学テーマ・分野:
専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)

英語圏ではない国で、英語を話す人が多くない国では、少しでも現地の言葉を覚えておくと、現地に馴染みやすくなるかもです。留学先のスロバキアの公用語はスロバキア語で、若い人は比較的英語を話せても、年配の方は歴史の関係上、英語よりもロシア語を話します。私の場合、実際研究活動では英語しか使いませんでしたが、一歩外を出てレストランやショップなどに行くと、スロバキア語でしかコミュニケーションが取れない場面が多々あり、そんなときは英語ではなく挨拶程度でも現地の言葉で話しかけると、その後の相手の対応も良い感じがしました。どんな場所でも歩み寄る姿勢は大切だと感じました。

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ドイツ語とのたたかい

やまがた(北海道大学工学院/ 私立山手学院高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ウィーン工科大学建築学部・office Haratori(チューリッヒ)
  • オーストリア・スイス
  • ウィーン・チューリッヒ
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

私が行ったウィーンとチューリッヒでは、ドイツ語が公用語でした。現地に行く前には、初歩の文法や建築の専門用語しか知らなかったため、着いたときには全く喋れませんでした。 それでも、現地でドイツ語学校に通ったり、日本語を学んでいる学生とタンデムをすることで、日常会話は理解できるようになりました。

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