現地語は学んでおくべし
前島 拓矢(筑波大学/ 茨城県立水戸第一高等学校)
- 留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
-
- ハバナ医科大学
- キューバ
- ハバナ
- 留学テーマ・分野:
- 大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
キューバは世界中から医学生、医師を集めて教育しているということもあり、いつまで経っても留学先が決まらないとか、そういうことはありませんでした。しかし、送られてくるメール、ファイルは全てスペイン語。現地に着いたら英語を話してくれる医師はほんの一握りで、ほとんどの医師はスペイン語で話しかけてきます。しかもそれが早口で何を言っているんだかわからない。 一応、日常会話くらいはできるようになってからキューバに行ったので、しんどいながらも最終的にはなんとかなりましたが、「どうせ医師だったら英語を話せるだろう」と思ってスペイン語を勉強しないでいたら…と思うと冷や汗ものです。 もちろん、現地に着いてからの方が語学力は圧倒的に伸びます。「現地に行ってから学べばいいや」というのが可能であるのならむしろその方がいいと思います。しかし最低限の日常会話くらいはできるようになっておかないとにっちもさっちもいかなくなりますし、短期留学となるとなおさらです。 今はDuolingoなどのツールやSkypeで会話ができるサービスなどのおかげで、外国語をより実践的に学ぶことができるようになっています。楽しい留学をするためにも、特に英語圏ではない国へ行く方は、ぜひ、現地の言語を学んでみてください。日本語、英語を話せない人とも話せるようになるのは純粋に嬉しいものです。
続きを見る
