慣れるも良し、慣れないも良し。

横瀬健斗(京都工芸繊維大学/ 山梨県立甲府南高校)
- 留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
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- アールト大学
- フィンランド
- エスポー・ヘルシンキ
- 留学テーマ・分野:
- 大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)
正直に言うと、フィンランドの食事は全く口に合わなかった。もちろん個人差はあるのだろうけれど、一般的には日本人からすると単層的でうまみがないと言われている。多少我慢してでも留学先の文化や風習に慣れること、慣れようと努力することは大切だと思うけれど、食事に関しては無理に慣れようとしなくてもいいなと感じた。というのも、慣れない土地での留学において心身の健康はとても重要で、毎日の食事それらに大きく影響する。自分の場合、最初の1ヶ月くらいはヨーロッパの食文化にシフトしようと色々試してみたものの、やっぱり日本食(お米)が恋しくなり、無理に食文化に慣れようとすることを諦めた。結果的にも、現地で調達した日本食のおかげで食へのストレスは減らすことができたし、自炊をすることでお金を節約することもできた。現地の文化に慣れることももちろん良いことだけれど、それに縛られすぎて必要以上にストレスを溜め込まない方が良いとも感じた。
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