世界では、修士課程と博士課程の認識の違いは大きい!
重政海都(横浜国立大学大学院/ 都立青山高等学校)
- 留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
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- ユーリヒ総合研究機構(Institute of Energy and Climate Research)
- ドイツ
- ヴェストファーレン州
- 留学テーマ・分野:
- 海外インターンシップ
私が留学受け入れ先として決定した国立研究所では、修士課程でのインターンシップでは必要なものがとにかく多く、それらをそろえるところで手続きが滞っていた時間が長かったです。例えば、① 現地の大学での学生証(現地で認められた学生でないと研究をするインターン生としては受け入れてもらえない)、② 現地大学での受け入れ先研究室(手続き上、現地の大学からの派遣という形をとらないと受け入れてもらえない)、③ 研究所での受け入れ先研究室(修士課程の学生は博士課程のアドバイザーがいないと研究ができない)、などなど。 なかなか手続きが進まない中、”博士課程学生としていくのはどうか?”という提案をしたところ、二つ返事でOKをもらうことができました。”研究遂行能力”という観点で、修士/博士課程の認識の違いを目の当たりにした瞬間でした。日本では気づきにくいこの認識の違いは、海外に出た瞬間に当たり前ではないということを多くの人に伝えたいです。
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