諦めないで
みやぽん(東京農工大学大学院/ 私立広島三育学院高等学校)
- 留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
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- シンガポール国立大学 メカノバイオロジー研究所
- シンガポール
- シンガポール
- 留学テーマ・分野:
- 大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)
円安でお金が足りなくなり留学を断念してしまいそうになりましたが、 諦めずに奨学金を探した結果、 大学の学長の裁量経費から支援を受けることができました。
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諦めないで
円安でお金が足りなくなり留学を断念してしまいそうになりましたが、 諦めずに奨学金を探した結果、 大学の学長の裁量経費から支援を受けることができました。
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トビタテ以後の半年間
元々の計画では南米チリで一年間のインターンの計画だったので、支給額も最低水準の月額、さらに渡航時期延期に伴って留学開始後半年でトビタテの支援期限を迎えることとなり、後半の半年間は別の財源を探す必要がありました。ここまで貧乏だとスイスで生活保護を申請した方が裕福なのでは、、と考えたこともありましたが、大学で採用されている博士学生支援プログラムでの旅費支援や研究助成金など、幸運にも色々と採用いただくことができ、無事に一年間の滞在を完遂することができました。奨学金や研究助成の申請期限が重なってしまい、旅行中に必死で申請書を書き上げたのも今となってはいい思い出です。申請や採用にあたって、指導教員の先生をはじめ大学の事務局の方々からのきめ細やかなサポートがあったことに、この場をお借りして感謝の念を表したいと思います。
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家賃とシェンゲン協定の確認を
デンマークの家賃の仕組みを知らず苦労しました。留学先の大学に斡旋してもらい安心していましたが、日本では当たり前の日割り家賃といった制度がなく、月初入居と月末から10営業日前に退去(ルームクリーニングのため)というルールが徹底されていて驚きました。また、当初88日間の留学を計画していましたが、その2ヶ月前に国際学会でEU圏内に8日間滞在していたので、シェンゲン協定が定めるビザなし滞在許可日数の上限90日(注1)を超過していました。航空券を予約する直前に気がつくことができギリギリで90日間に丸め込めましたが、前もって入念に確認しておくのが良いと思いました。 (注1)「あらゆる180日間における最長90日」とは: https://etias-web.com/schengen_visa/#schengen16(2023/04/11現在)
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コロナに負けない気力づくり!
留学準備中は、特に資金面や医療体制の不安から留学を延期せざるを得ず、自分の望みをかなえられない自身の非力さに落ち込んだり、在宅時間が増えたことで、ネガティブな感情を反芻させてしまうこともありました。そんな中、筋トレをやってみたり、オンラインで積極的に新しい交流関係を築くことで心身の健康を取り戻したところ、留学準備に必要なハードルや実現性について俯瞰して考えることができ、必要な手続きを一つずつクリアして実現させることができました。最も、スイスは物価が世界一高いので資金確保のため奨学金の申請に奔走したことを覚えています。その原動力も日々、心身を鍛えることによって支えられていたと思います。
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トビタテ!留学JAPAN
私が留学を考えるにあたってまず課題としてあったのが、留学費用についてです。日本よりも物価の高いと言われるヨーロッパで留学するためには必須課題でした。大学生の時からその存在は知っていましたが、私は大学院に進みより深い学びを得る時点で留学しようと考えていました。第13期がコロナにより採用中止となったトビタテが続くのかもわからなかったけれど、第14期募集が発表された時はとても嬉しかったです。採用されるかは不安でしたが、自分の学びに対する熱と思いをぶつけ、無事採用されました。トビタテはこれから留学を計画するみなさんの助けに必ずなると思います。
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自分が何を学びたいかを再考する
私は留学をしっかりと考える前は、なんとなく留学先にアメリカやイギリスを考えていた。しかし、費用が高く、留学断念か借金を考えた。しかし、自分は留学を通して「何を学習し、何を得たいのか」を追求したところ、アメリカやイギリスなどではなく、東南アジアに行きたいと気がつき、生活費なども安く済ませることができた。そのため、留学を通し、「何を得たいか」を考え、国やステイ先を考えることが重要だと思う。
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複数の奨学金に応募する
留学を考えるときにネックになるのがやはり費用です。絶対に叶えたい夢をお金が理由で諦めることはしたくなかったため、どうにかして資金を手に入れようと必死に調査を行いました。その結果、大学院が提供する奨学金への応募も含め4つの奨学金に応募しました。結果としてJASSOの奨学金を受給することができましたが、他の3つは惜しくも選考に外れてしまいました。潰しが効くようにいくつも受けることはもちろん、「全て受かってやる」というくらいの気持ちで応募書類に取り組むことで、自身が留学で実現したいことがより具体的に理解できます。
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JASSO海外留学支援制度
イギリスの大学院に進学する場合、修士課程ですと、おおよそ400万〜500万円かかります。私は留学資金として、仕事をしながらお金を貯めてはいましたが、その間にいくつもの奨学金を受けていました。その中でもJASSOの海外留学支援制度は、給付額も大きく、採用人数も多いです。私は幸運にも本制度の支援をいただくことができ、修士課程への進学および博士課程への進学も達成することができました。留学資金で悩んでいる方は、ぜひ受験をおすすめいたします。
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「やれることは全部やった!!」が最大の武器

フランスへの大学院留学を志したころは、京都大学の修士課程に所属していました。当時、JASSO奨学金を借りながら学費を自分で払っていたこと、留学するのに十分な貯金がなかったことから、大学院修了後すぐにフランスへ留学するためには、給付型の奨学金を獲得することが必須条件でした。 応募したのは、JASSO海外留学支援制度とフランス政府奨学金です。両奨学金に共通する書類が留学計画で、これは当時の指導教官に時間をかけてみていただき、何度も何度も推敲しました。フランス政府奨学金の方は、フランス語で執筆する必要があったため、フランス語に訳し、ネイティブの友人に添削指導してもらいました。諸々の書類作成には2か月ほど費やしたと思います。 二次選考(最終選考)はともに面接でした。何分間かのプレゼンテーションやスピーチの時間が設けられているので、そこで話す言葉は全て記憶し、時間通りに話せるよう何度も練習しました。フランス語のプレゼンに関しては、発音、イントネーション、話すときのしぐさや視線もネイティブの友人に徹底的に直してもらいました。限られた時間の中で、いかに自分を印象付けるかを意識しました。その他には、想定質問をかけるだけ書き出すなどしました。「もうこれで受からなかったらどう頑張ったって無理」と思えるまで準備しました。 結果として、もちろん緊張はしましたが、自信をもって面接に臨むことができました。やれることは全てやってきたという自負が、私の背中を押してくれている感覚でした。自分のやり方が必ずしも正しいとは思いませんが、これから奨学金に挑戦される方、ぜひ、「もうこれ以上無理!」と思うまで頑張ってみてください。その経験は、きっとその後の力になってくれます。
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トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム【高校生コース】プロフェッショナル 未来テクノロジー人材枠

常に世界をリードするスタンフォード大学で学びたいと思っていましたが、海外で学ぶということは日本よりも学費がとても高いということを知りました。トビタテ!留学JAPANにプロフェッショナル・未来テクノロジー人材枠があること知りこのチャンスを掴み取りたいと応募しました。 応募は在籍する学校経由での一括応募でした。応募書類に留学の計画・概要を書くことは面倒には思えるのですが、自分のやりたいことがより明確化できるので留学は旅行ではないとより意識ができます。一次審査(書類選考)通過後は、二次審査(面接審査)があります。二次審査は、①プレゼン3分②面接官らの質疑応答9分間でした。プロジェクターは使えないので自作の紙のボードのパネルを持参しわかりやすい説明に努めました。一次、二次も在籍校の国際部の先生からの指導、また、応募書類の対応、壮行会への引率まで先生方のサポートには大変感謝しております。
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