警察エスコートでの緊急避難:逃げる勇気

沖谷 瑞保(創価大学/ 関西創価高校)
- 留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
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- デラウェア大学 コンピュータ・情報科学部
- アメリカ合衆国
- デラウェア州ニューアーク
- 留学テーマ・分野:
- 大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
ルームメイトとの関係が一番大変でした。 11月末までは良好な関係だったのですが、荷物の受け取り確認をきっかけに、急激に関係が冷え込んでしまいました。 室内での違反行為や、無断で動物を持ち込まれるなどの重大なルール違反が繰り返され、住環境がかなり不安定に。 さらに、メッセージでのやり取りも一方的で精神的な負担が大きく、話し合いを試みても論点が噛み合わなかったり、事実と異なる話が周囲に広まったりと、建設的な対話が難しい状態に陥ってしまいました。 極めつけは、私が39度の熱が出て病院に行きたかった時のことです。「今話し合いができる状態ではない」と何度も伝えたのに行かせてもらえず、ついに心が限界を迎えました。 最終的には、友達が「この部屋はSafeじゃないから逃げよう」と提案してくれ、警察に助けを求めることに。 警察のエスコート付きで緊急避難を行い、友達の部屋に数日宿泊した後、オートロック付きの一人部屋に移動しました。 怖さもありましたが、「自分の安全を優先していい」と実感した出来事でもありました。 荷物を運んだり、新しい部屋を探したり、全ての段階で助けてくれる友達がいて、本当に人に救われました。 同時に、もし友達がいなければ、私は「自分が我慢すればいい」と思ってずっとあの環境で耐えていたと思います。 「逃げ方を知らない」「助けを呼べない」ことは個人の責任ではなく、技術や環境の責任です。この経験を通じ、私の研究テーマである全ての人をエンパワーメントできるシステムを作りたいという思いが、実体験としてますます強くなりました。
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