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住まい探し / 一人暮らし 53件

大事なことは「まず交渉」

ゆりぽん(尚絅大学/ 熊本県立熊本北高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 大連交通大学国際文化交流学院、現地訪日旅行専門旅行会社
  • 中国
  • 遼寧省大連市
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

中国では、特に料金が発生することに関しては先に交渉をすることが大事です。私は、留学を開始から1カ月弱、学校内の寮で暮らしていました。しかし、部屋を借りるのと同じくらいの値段設定だったため、一人暮らしをすることを決意し、部屋探しを始めました。ウェブサイト上で部屋を探し、不動産会社を訪ねると、ウェブに掲載しているものはほとんどないと言われました。仕方なくその場で条件に合ったものを探してもらい、部屋の見学までできました。先に家賃の交渉をすると安くしてくれる大家が多いことを聞いていたため、後日不動産を訪れ、家賃の交渉をすると、本当に家賃が安くなりました。いざ契約をしようとすると、その場で家賃全額の一括支払いを求められ驚きました。再度交渉し、2回の分割払いを了承し安心していたのですが、次々に問題が起こりました。家具付きの部屋を借りたのですが、生活に必要な家電はなく、洗濯機の排水管を差し込む排水溝もない、ガスも通っていない始末。後から知ったのですが、これらの交渉は契約の前にするべきだったのです。ガスが通っていないため、IHヒーターの購入を求めましたが大家さんは聞いてくれず。中国で生活をする中で、交渉したけど遅かったということが幾度となくありました。まず条件の提示、その条件でないと受け入れないという強気の姿勢が大事です!!

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生活に適応していくために

ユンペイ(信州大学大学院/ 私立自修館中等教育学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • BOKU大学(ウィーン天然資源大学)
  • オーストリア
  • ウィーン
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)・理学・数学・物理・化学・生物・地学

私は、習慣、文化の異なった生活圏にどのように適応していったか考えたときに、”郷に従う”という言葉が浮かびます。私は、その土地の文化や習慣をまるで現地人であるかのようにそのまま真似することを心がけました。一人でカフェに行くと本を読んでいる人が多いので、自分も本を読んでみる。休日は公園でゆっくりしている人が多いので、自分も公園でゆっくりしてみる。コミュニケーションの際友達が使っている英語はメモしておき、自分も実際に使ってみる。様々なことを真似することで、生活のための感覚やテクニックを掴むことができました。また、友達からの誘いは基本断らないようにし、様々な経験のチャンスを潰さないようにしました。時には面白くないこともありましたが、クリスマスパーティやダンスパーティなど様々なイベントにも参加することができ、現地の人ならではの体験をすることができました。私は新しいことを吸収する際には、自分の考えを空けることが重要であると思います。自分の考えは、時にはチャレンジすることの妨げになってしまうと思うためです。自分の中の当たり前を出さずに、その土地のことを最もよく知る彼らに委ねてみるのも、一つの良い方法ではないかと思います。

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詐欺に遭わないために

レイナ(昭和女子大学/ 千葉県立国分高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • DKSH Great Britain
  • イギリス
  • ロンドン
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

 私はロンドンで家探しをしていた時、詐欺に遭い£1000(当時のレートで約20万円)を取られました。詐欺だと気が付いたのは引っ越し予定日前日で、23歳の誕生日も定住場所がないまま迎えました(友達の部屋に転がり込んで迎えた)。 イギリスでは、若者や単身者はフラットシェアというシェアハウスに住むことが主流です。私も学校の寮が高額だった為渡英後一カ月で家探しを始めました。 フラットシェアはネット上で探すことが多く、私は安心感を求め現地で有名なspareroomというサイトで探しました。いくつか目星をつけ、内見に行きました。その中で気に入った物件があり、計2回ほど内見に行き契約をしました。その物件はprivateという不動産会社を通さず大家が直接広告を出している物件でしたが、これもまたイギリスではよくあることだったので特に疑うこともなくデポジットと一カ月分の家賃を現金で支払いました。 しかし、引っ越し直前に大家と連絡が取れなくなったのです。内見の時に家の鍵を持っていたのもはっきりと覚えていますが、彼はその家の大家ではありませんでした。私が一番してはいけなかったのは、現金で支払いをしたことと、彼を信頼してはいませんでしたが疑ってもいなかったことでした。考えが浅かったのです。その時は学校の寮に短期契約で住んでおり、定住所がなかった為銀行口座を開設できずやむを得ずのことでしたが、現金での支払いは最も証拠が残らない支払方法だと警察に注意をされました。銀行口座は開設に身分証明がいる為、犯人逮捕につながりやすいのだそうです。大きいお金を払うときは法的な契約書を交わし、かつ手渡しを避けるべきだと学びました。

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