留学内容
留学中はスタンフォード大学のサマーキャンプに参加し、医療分野を題材にした画像認識AIの開発を通して、プログラミングやデータ分析を実践的に学びました。 また、多国籍の学生と授業内外でディスカッションを行い、AIをどのように学び、社会でどう活用すべきかという考え方の違いについて意見を交わしました。
最終更新日:2025年12月12日 初回執筆日:2025年12月12日
語学力:
| 言語 | 留学前 | 留学後 | |
|---|---|---|---|
| 英語 | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<準1級> | → | 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル |
留学中はスタンフォード大学のサマーキャンプに参加し、医療分野を題材にした画像認識AIの開発を通して、プログラミングやデータ分析を実践的に学びました。 また、多国籍の学生と授業内外でディスカッションを行い、AIをどのように学び、社会でどう活用すべきかという考え方の違いについて意見を交わしました。
日本ではAIに対して「怖い」「仕事を奪う」といった不安の声が多く、前向きに活用できていない現状があります。その原因は、AIの仕組みや使い方を学ぶ機会の少なさにあると感じました。AIを前向きに受け入れているアメリカの教育現場を実際に体験し、AIと人が共に生きる社会に必要な教育の考え方を学びたいと思い、留学を決意しました。
画像認識AIの開発を通して、AIの性能はプログラミング技術だけでなく、データの選び方や偏りに大きく左右されることを実感しました。また、多国籍の学生との交流から、自分の意見をはっきり伝え、異なる考え方を受け入れる姿勢の大切さを学びました。AIを人の思考を支える存在として捉える視点を得られたことが、今回の留学の大きな成果です。
違いを恐れず踏み出す力
言語や文化、価値観の異なる環境の中で、自分の意見を伝えることに初めは不安を感じましたが、完璧でなくても挑戦することの大切さを学びました。違いを理由に引くのではなく、一歩踏み出すことで新しい学びやつながりが生まれると実感し、行動する勇気が身につきました。
今回の留学で得た学びを生かし、今後はAIの仕組みやデータの扱い方をより深く学びながら、AIと人が共に成長できる社会の在り方を探究していきたいです。また、身近な課題をAIで解決する取り組みを通して、AIは人を支える存在であることを周囲に伝えていきたいと考えています。
2025年
7月~
2025年
8月
画像認識AIの開発を中心に、プログラミングやデータ分析を実践しました。医療分野を題材に、データの収集・ラベル付け・分析を行い、AIの判断がデータの質に大きく影響されることを学びました。また、多国籍の学生とAIの学び方や社会での活用について議論し、価値観や考え方の違いを体感しました。開発の過程では、学習用データの量や偏りを変えながら結果を比較し、AIの判断が人間によるデータ選定に強く影響されることを体感しました。また、AIが出した結果をそのまま信じるのではなく、「なぜその判断に至ったのか」を考察する姿勢の重要性を学びました。
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学費:納入総額 - 円 |
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住居費:月額 - 円 |
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生活費:月額 - 円 |
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学費:納入総額 - 円 |
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住居費:月額 - 円 |
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生活費:月額 - 円 |
キャンプには多くの国から参加者が集まり、初日から笑い合い、自然と打ち解けることができました。そこにあったのは憎しみや対立ではなく、互いを尊重し理解し合おうとする空気と、共に過ごす喜びでした。「もし世界にこうした場所がもっとあれば、争いは減るのではないか」と強く感じました。
先生を含むクラスメートの多くは中国出身で、普段は中国語を話していましたが、私がいる場面では英語に切り替え、時には通訳までしてくれました。誰一人として私を特別扱いせず、平等に、そして敬意をもって接してくれたことが心に残っています。
この経験から、人と人とのつながりや思いやりこそが最も強いものの一つであり、AIを扱うのも結局は人間である以上、その根底には人への理解と優しさが必要だと実感しました。
留学中の課題は、英語で自分の考えをはっきり伝えることでした。AIについて意見を持っていても、適切な英語表現がすぐに出てこず、議論で発言できない場面が多くありました。しかし、完璧な英語を目指すよりも、「まず伝えよう」と意識を切り替えたことで、少しずつ自分の考えを言葉にできるようになりました。この経験から、言語以上に大切なのは、伝えようとする姿勢だと学びました。
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