留学内容
私の留学のテーマは、環境汚染物質がフィリピンでどのような影響を与えているのかについて知ることでした。日本でも環境汚染物質は様々な側面で私たちの生活に影響を与えていますが、フィリピンは先進国で消費されるモノの生産地であること、また環境の変動に対して脆弱性の高い地域であることから、日本で研究するのとは全く違う視点が得られるのでは、と考えました。また、便利で快適なぬるま湯のような東京の生活から抜け出し、カオスな世界に自分の身を投じてみたかったのです。正直、これがフィリピンを選択した1番の理由です。留学の計画としては、将来、海外の大学院に留学することを見据えて自分の専攻である化学について英語で土台を作り、大学構内にある研究機関でインターン(ボランティア)をするという2つの軸を中心に立てました。
8月に渡航し学生寮に住み始めましたが、早速大学の授業は台風により中止になり部屋から出られない日々が続いたり、研究機関では留学生だからと分析機器が使えない事態が発覚したりと開始早々トラブル続きでした。そんな中で大きく考えさせられたのは、熱帯の人々の生活習慣や貧富の格差、Halo-Halo(混ぜこぜ)な文化、日本の第二次世界大戦の負の遺産について。自分の研究内容とは全く関係ない分野で沢山の学びが得られました。







