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桃花

出身・在学高校:
静岡サレジオ高等学校
出身・在学校:
出身・在学学部学科:
在籍企業・組織:

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最終更新日:2025年12月23日 初回執筆日:2025年12月23日

静岡ガストロノミーツーリズムを世界へ!

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・語学留学
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • EFシンガポール校
  • シンガポール
留学期間:
3週間
総費用:
600,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 370,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<英検2級> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<英検2級>

留学内容

私は、「ガストロノミー・美食」が訪日旅行の最大の理由となっているシンガポールを訪れ、世界が求める静岡の「ガストロノミーツーリズム」を実現するためには何が必要かを見つけることを最終目標に留学しました。
滞在中はホームステイを通じてホストマザーから本場のインド料理を学んだり、現地のストリートで街頭インタビューを行ったり、日本の伝統文化を紹介するイベントを開催したりと、様々な活動に挑戦しました。
平日は語学学校に通い、異なるバックグラウンドを持つ仲間たちとディスカッションを重ねる中で、自らの英語力を客観的に見つめ直す機会にも恵まれました。こうした経験を通じて、食を通じた国際交流の可能性や、自らの課題意識をより深めることができました。

留学の動機

始めは「食べることが好き!」という理由で留学を決めました。調べていくうちにふじのくにが東西の都をつなぐ架け橋のような存在から、日本の食文化を形成するうえで重要な街の1つであったことを知りました。静岡独自の食文化を通じ、世界中の人々が食を目的に訪れたくなる地域を実現するために「ガストロノミー・美食」が訪日旅行の最大の理由になっている国、シンガポールに留学を決めました。

成果

シンガポールでは、宗教・生活習慣・食文化など異なる価値観を持つ人々とふれあい、対話を重ねる中で、自分の視野が大きく広がる感覚を何度も経験しました。なかでも「食」と「笑顔」は、国や文化の壁を越えて人と人をつなぐ力があると強く感じています。
この留学を通して、食を通じた国際交流の可能性を実感すると同時に、自分の英語力や表現力の課題にも気づくことができました。

ついた力

行動力

私はインド系の家庭にホームステイをしていました。ヒンディー語しか話せず、読み書きもできないマザー、毎日出てくる辛すぎるカレー、留学に来て2日でホームステイの変更を考えました。しかし、3種間という短い期間であったため、最終的に「このまま頑張ってみよう」と決断しました。その後は自分なりにどうやったら関わりを持てるのか考え、行動し続けました。その結果、帰国後も連絡を取るくらい仲良くなることができました。

今後の展望

帰国後は、学んだことを活かして静岡のガストロノミーツーリズムの魅力を国内外に広めたいと考えています。また、留学中に培った行動力や語学力を活かし、外国人観光客とのコミュニケーションや情報発信に積極的に取り組むことで、地域と世界をつなぐ架け橋になりたいです。さらに、子どもたちへの食育活動にも挑戦し、食を通じた学びや楽しさを伝えていきたいです。

留学スケジュール

2025年
7月~
2025年
8月

シンガポール(シンガポール)

平日は語学学校に通っていました。私が留学中に最も苦労したことは、自分の語学力に自信がなかったことです。留学中は、異なるバックグラウンドを持つ仲間たちとのディスカッションや日常会話の中で、自分の英語力の不足を痛感する場面が何度もありました。相手の話すスピードや表現の多様さに圧倒され、思うように伝えられないもどかしさを感じることも少なくありませんでした。しかし、その経験を通じて、わからない表現は積極的に質問し、言葉にできる範囲で自ら伝える努力を重ねました。苦手意識を抱えつつも、自分の力で挑戦し続けたことで、自分の課題を明確に理解し、帰国する頃には自信を持って英語を使えるようになりました。

滞在中はホームステイを通じてホストマザーから本場のインド料理を学んだり、現地のストリートで街頭インタビューを行ったり、日本の伝統文化を紹介するイベントを開催したりと、様々な活動に挑戦しました。

シンガポールで出会ったのは、宗教・文化・食習慣などの違いを超えて対話することの楽しさでした。異なる価値観を持つ人々と触れ合う中で、自分の中に新しい視点が次々と芽生えていきました。特に強く感じたのは、「食」と「笑顔」が持つ力です。言葉が不十分でも、美味しいものを囲んで笑い合えば、国や文化の違いを越えて自然と心を通い合わせることができます。これこそが人と人をつなぐ最強の共通言語だと強く実感しました。また、共に留学を頑張る日本人の子たちにたくさん救われました。悩んでいたら必ず相談に乗ってくれて、毎日遊んでくれる最高の仲間に出会い留学中だけでなく、帰国後も一緒に会ったり、定期的に連絡を取り合ったりと素敵なご縁を得られることができました。留学を通じて、国際交流の可能性を肌で感じ、自分の課題にも向き合えたことは、人生における大きな財産です。今後は、この経験を力に変え、さらに挑戦を続けていきたいと思います。

費用詳細

学費:納入総額

400,000 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

120,000 円

項目:航空券代(往復)

120,000 円

「ラクサラボ」のラクサが最高においしかった♪
ブギスから徒歩10分くらいのところにあるかき氷屋さん
8月9日のナショナルデー
費用詳細

学費:納入総額

400,000 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

120,000 円

項目:航空券代(往復)

120,000 円

スペシャルエピソード

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

留学をここまで心から楽しめたのは、共に同じ時間を過ごし、同じ不安や期待を分かち合った日本人の仲間たちの存在があったからです。全国各地から集まり、育ってきた環境も考え方もそれぞれ違っていた私たちでしたが、悩んだ時はいつも1番に寄り添ってくれて、どこに行くにも「一緒に行こう!」と連れ出してくれる、そんな優しさに何度も救われました。
この仲間たちと過ごした日々は、留学生活を支えただけでなく、人と人とのつながりの温かさを教えてくれました。今振り返っても、あの時間とあの出会いは、これから先も心の支えであり続ける私の大切な宝物です!

夜遅くに空港までお別れに来てくれた友達たち☺︎
1日中遊んだアドベンチャーコーブウォーターパーク

笑いあり、涙あり!留学中にあった、すごいエピソード

私が留学中1番印象に残っていることは、ホストファミリーです。私はインド系の家庭にホームステイをしていて、ホストマザーとその息子さん、そして私を含めた5人の留学生がいました。息子さんはいつも自室にいて、一日中顔を合わせないことも多々ありました。マザーもヒンディー語しか話せず、読み書きもできなかったため、会話は主に音声アプリを使ってやり取りしていました。夕食もずっと1人で、毎日カレー、3週間という短い滞在期間でしたが、想像していたホームステイのイメージとは違ったため、実は来て2日目には変更申請を考えていました。
しかし、色々な人の話を聞いたり、今後の生活や目的を改めて考えたりして、最終的に「このまま頑張ってみよう」と決断しました。その後は自分なりにどうやったら関わりを持てるのか考え、行動し続けました。
その結果、お別れの時には泣いてくださり、「今までで1番仲良くなれて嬉しかった」と言われて本当に嬉しかったです。また、地元・静岡にも家族で旅行に来てくれるそうです!

3週間経つ頃には慣れて辛くなくなっていたマザーのカレー
ベジタリアンにも関わらず私のためだけに用意してくれたチキン
大好きなホストマザー特製のチャイティー

自分の英語のレベルと合わない?!

  • 留学先探し : 語学学校

自分の英語が伝わるのか不安に人も多いと思います。実際、私が留学中に最も苦労したことは、自分の語学力に自信がなかったことです。留学中は、異なるバックグラウンドを持つ仲間たちとのディスカッションや日常会話の中で、自分の英語力の不足を痛感する場面が何度もありました。留学に来て2回目の授業にしてクラスのレベルを下げてもらうためにお願いしに行ったことも今では良い思い出です。
日本のレベルと海外のレベルは同じクラスでも全く異なります。自ら話せないとどんどん置いてかれてしまいます。だからこそ、わからない表現は積極的に質問し、言葉にできる範囲で自ら伝える努力ができるということがとても大切です。
私自身、苦手意識を抱えつつも、自分の力で挑戦し続けたことで、自分の課題を明確に理解し、帰国する頃には自信を持って英語を使えるようになりました。

語学学校でナショナルデーをお祝いするパーティー

留学前にやっておけばよかったこと

圧倒的に自分の国について知り尽くし、説明する力をつけることです!!
海外の方々は自分の国の歴史はもちろん、今何が起こっているのか、どんな国際関係が繰り広げられているかなど、同じ学生とは思えないくらい知り尽くしていました。
私は聞かれても答えられないことが多く、まだまだ日本についてもっと知らなければいけないと思いました。

留学を勧める・勧めない理由

留学は新たな自分と出会う絶好のチャンスです!!
成功や失敗に関係なく、全ての経験が人生の財産となり糧になります。
同じ高校生がどんな夢や目標を持っているのか、全く異なるバックグラウンドを持つ人たちと分かりあうためには何が必要なのか、常に考えさせられました。また、改めて日本を好きになる良いきっかけになると思います。

これから留学へ行く人へのメッセージ

初めのうちは辛いことの方が多く、ホームシックになったり、カルチャーショックを受けたりすることもあると思います。しかし、それ以上の楽しいことや学びが留学にはたくさん詰まっています!
自分の想いを伝えるのは難しいと思いますが、自分以外1番強く自分の想いを伝えられる人はいません!
だからこそ、今できることを考え、自ら行動してみてください。きっと、新しい発見や変化が見えてくるはずです。