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NANOKO

出身・在学高校:
神戸国際高等学校
出身・在学校:
出身・在学学部学科:
在籍企業・組織:

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最終更新日:2025年12月08日 初回執筆日:2025年12月08日

動物が生きやすい環境作りの調査

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・海外ボランティア
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Costa Rica animal rescue center
  • コスタリカ
  • アラフエラ
留学期間:
20日
総費用:
551,667円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 470,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<英検準2級> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<英検2級>

留学内容

大好きな動物たちの未来を守るために「動植物の宝庫」と呼ばれている国「コスタリカ」で、どのような活動や工夫があるのか調査しました。
約3週間Costa Rica Animal Rescue Centerでボランティアをしていました。午前と午後に仕事があり、動物の餌を準備したり、ケージの掃除をしたりしていました。仕事が終わった後はフリーなため友達と近くの町に出てお茶をしたり、研究のためのインタビューをしたりしました。夜には映画鑑賞やゲームパーティーをしてボランティア参加者の全員と仲を深めることができました。
休みは好きに取ることができたので国立公園や動物病院、獣医学科で有名な大学などに訪問し獣医の基礎知識やコスタリカの動物を守るための活動を聞くことができました。

留学の動機

① 地球温暖化などの問題により自然にたくさんの被害が出ています。このまま問題が続けば未来に動物がいなくなってしまうのではと考え、そのような未来にしないために動物が生きやすい環境にしたいなと思ったのがきっかけです。
② 実は私、動物の中でも「ナマケモノ」大好きなんです!ナマケモノはコスタリカの固有種ということを知り、ぜひ野生のナマケモノをこの目で見たい!と思ったこともこの留学の大きなきっかけです。

成果

レスキューセンターのスタッフさんやボランティアさん、獣医さん、獣医学科の教授、コスタリカ在住の日本人の方にインタビューを行いました。調査した結果の中で特に印象に残っていることは、動物とのセルフィーを撮ること、その写真をSNSで上げることを法律で禁止していることです。これらの行動は動物に対する敬意をとても感じました。

ついた力

コミュニケーション力

フランスから来ていた家族の女の子たちは英語を話せませんでした。最初は会話することも困難でした。でも、あきらめずに私の知っているフランス語で話しているうちに、相手の子たちも翻訳機を使って言いたいことを伝えてくれたり、頑張って英語で話したりしてくれました。毎日ゲームもして、帰るころにはとっても仲良くなりました。今でもよくDMで話しています。めげずに会話を続けたからこそ、得られた友情だと思います。

今後の展望

はっきりと決まっていませんが、海外で働きながら動物に関われる仕事ができたらなと考えています。なので、大学では動物に関することを学びながら、長期休みで海外にたくさん足を運びたいです。今のとこと行きたい場所が1つあります。「アフリカ」です!様々な自然環境があり、生物多様性な場所です。本場のサファリで元気に生きている野生動物を見たいです。

留学スケジュール

2025年
7月~
2025年
7月

コスタリカ(アラフエラ)

☆ボランティア活動☆
現地では学校に通わず毎日Costa Rica animal rescue centerでボランティア活動をしていました。ボランティア参加者さんと役割を決めてその日一日どの動物たちを担当するか決めます。動物の餌を準備したり、ケージを掃除したり、時にはナマケモノの赤ちゃんのお世話もさせてもらいました。毎日果物や野菜を切っていたのでナイフの技術はとても成長したことでしょう。

☆施設外での活動☆
レスキューセンター内だけでなく町や観光地に行き、動物を守るための工夫はあるのかも調査しました。マニュエル・アントニオ国立公園という有名な場所に行きとても優秀なガイドさんと一緒に野生動物を観察しました。珍しい動物や昆虫、植物を見ることができてよかったです。また、人間のすぐ近くに多くの種類の動物がいることから動物と人間の共存ができているなと感じました。

☆アンバサダー活動☆
インタビューのお礼に日本の固有種についてまとめたパンフレットと動物の形をしたお菓子を渡しました。お菓子はとても人気でみんなから「もう一個貰ってもいい?」と、とても聞かれました。これを読んでいるあなた!海外に行く機会があるのなら日本のお菓子をたくさん持って行ってあげてください。仲良くなれるアイテムです。ですが、アレルギーや宗教をしっかりと確認した上で配りましょう。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

115,627 円

生活費:月額

50,000 円

項目:交通費・お土産・ツアー・アテンダント・保険など

380,000 円

ケージから逃げ出してきたナマケモノ(日常茶飯事)
国立公園で見た美しすぎるグリーンイグアナ
オオハシのアイリス
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

115,627 円

生活費:月額

50,000 円

項目:交通費・お土産・ツアー・アテンダント・保険など

380,000 円

スペシャルエピソード

クモザルと友達に!?

猿の中でも特に危険といわれているクモザルがセンターに何匹か保護されていました。16時になると毎日ナマケモノとハウラーモンキー、シカに葉っぱをあげに行くのですが、ハウラーモンキーの隣のケージにいた動物がクモザルでした。トーマスというボランティアさんがその子たちにも葉っぱを渡しているのを見て、私も真似をしてあげに行きました。最初は警戒されました。ですが私が懲りずに毎日葉っぱを渡していたある日、心を開いてくれたのかクモザルから私に手を差し出してくれたのです。手を握ってくれたり、しっぽを巻いてくれたり、とても心がポカポカしました。最後の日も挨拶をしに会いに行ったのですが、私を見た瞬間駆け寄ってきて、まるで「帰らないで!」と訴えかけるかのように手を強く握ってくれました。たとえ言葉で会話できなくても心では通じ合えるのだなと私はしみじみ思いました。このような素敵な体験をさせてくれたクモザルにとても感謝です。またいつか会いに行くからね!!!

クモザルが手を握ってくれた時

安全で素敵な留学にするために

  • 生活 : 治安・安全

私の留学先は中米だったこともあり治安面が心配でした。空港からレスキューセンターまで車で約30分かかる場所で、初めて行く国で一人、スペイン語が公用語なため英語も伝わるかわからない、知らない人とのタクシーが心配などもあり、少し高いですが現地在住の日本人ガイドさんを見つけその方に送り迎えを助けてもらいました。コスタリカのスーパーに連れて行ってもらうなど生活面でも助けていただいてとても助かりました。

どこまでも続く緑と青い空
世界に一つだけ!スタバ独自のコーヒー農園

これから留学へ行く人へのメッセージ

冒険にトラブルはつきものです!私も水筒の水が漏れバックがびしょびしょになったり、ロストバゲージしたりしました。こんなことがあったら不安になって当然です。ですが、このようなトラブルも自分の成長に繋がります。きっと助けを求めれば助けてくれる人もたくさんいます。そして、「知らない世界に一歩踏み出している私はすごいんだ!」と自分のことを褒めて勇気づけてあげてください!いつでもあなたのことを応援しています☆