留学内容
私は西洋で起こったジャポニズムという現象から、音楽と美術を通して日本文化の再興を図るというテーマでドイツに留学しました。
留学中は自分の担当楽器であるトロンボーンの個人レッスンを受け、プロのオーケストラの演奏を聴くほか、美術館や教会で作品を鑑賞し、日本とドイツにおける芸術の受け止め方の違いを研究しました。
この経験を通して、文化の違いを越えて人々をつなぐ芸術の可能性について考えるようになりました。

音楽、美術留学をしてきました!
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最終更新日:2025年11月18日 初回執筆日:2025年11月18日
語学力:
| 言語 | 留学前 | 留学後 | |
|---|---|---|---|
| ドイツ語 | 挨拶など基本的な会話ができるレベル | → | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル |
私は西洋で起こったジャポニズムという現象から、音楽と美術を通して日本文化の再興を図るというテーマでドイツに留学しました。
留学中は自分の担当楽器であるトロンボーンの個人レッスンを受け、プロのオーケストラの演奏を聴くほか、美術館や教会で作品を鑑賞し、日本とドイツにおける芸術の受け止め方の違いを研究しました。
この経験を通して、文化の違いを越えて人々をつなぐ芸術の可能性について考えるようになりました。
小さいころから海外出張の多い母からさまざまな国の話を聞くうちに、いつか自分の目で世界を見てみたいと思うようになりました。
その後、私が所属しているオーケストラの先輩から「トビタテ!留学JAPAN」の経験を聞き、芸術を通して海外で学ぶという挑戦に強く惹かれ、留学を決意しました。
留学ではトロンボーンの技術だけでなく、日本への見方が大きく変わりました。今まで当たり前だと思っていた文化や習慣が、多くの人の努力で守られてきたものだと気づきました。さらに、探究活動として路上インタビューや知らない人との会話など、日本ではできなかったことに挑戦し、世界が一気に広がっていくのを実感しました。そして非英語圏だからこそドイツ語も学び、日本の特別さや自分の成長を強く感じれる留学になりました
行動力
ドイツをはじめ、さまざまな国を訪れて生活する中で、自分から動く大切さを実感しました。現地の人に話を聞いたり、イベントに参加したりと、積極的に行動することで視野が広がりました。自炊や家事もすべて自分で行い、困難も自分の力で乗り越えた経験は、これからの大きな自信になりました。
アンケートの結果から、日本・ドイツともに美術への関心が低いことが分かりました。だからこそ、美術の可能性を世界へ発信し、教養として深く学べる分野として広めていきたいです。また、私自身の留学は必ずしも華やかなものではなく、孤独や不安を感じることが多かったです。その経験を生かし、留学中の悩みを支え合えるような支援団体を作りたいと考えています。
2024年
11月~
2025年
1月
約3か月間ドイツを拠点に生活しながら、音楽と美術をテーマに活動しました。現地ではトロンボーンの個人レッスンを受け、プロのオーケストラの演奏を鑑賞しつつ、美術館や教会を訪れて日本とドイツの芸術観を比較する調査を行いました。また、ドイツ以外の国にも足を運び、文化や価値観の違いを体験しました。
留学中は路上インタビューや現地の人への聞き取り調査を行い、日本にいる時には考えられないほど積極的に人と関わるようになり、行動力が大きく伸びました。さらに、自炊や家事など生活のすべてを自分でこなし、困難を自力で乗り越える力も身につきました。
成果としては、トロンボーンの技術向上だけでなく、日本の文化を外から見つめ直し、当たり前が当たり前でないと気づけたこと、人との対話の楽しさを学んだこと、そしてドイツ語を習得して視野が広がったことが挙げられます。また、美術と音楽のアンケート調査から、両国に共通して美術への関心が低いことを発見し、美術の価値を世界へ発信したいという今後の展望が生まれました。
生活面では、国籍も価値観も異なる人たちと関わる日々で、楽しいことばかりではなく、孤独や不安にも向き合いました。その経験から、留学中の心の支えとなるような支援団体を将来つくりたいという思いも芽生えました。
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学費:納入総額 - 円 |
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住居費:月額 - 円 |
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生活費:月額 - 円 |
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学費:納入総額 - 円 |
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住居費:月額 - 円 |
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生活費:月額 - 円 |
休日に同じトビタテ生とフランスを訪れた際、急遽帰りのバスに乗れなくなってしまい、その場で当日泊まるホテルを探して1日滞在を延長することになりました。帰れないと分かった瞬間は本当にハラハラして、正直かなり絶望もしました。しかし、思いがけずフランスに長く滞在できたことは結果的に良い経験となり、旅では無理なスケジュールを組まないことの大切さを学びました。笑
ホストファミリーとなかなか打ち解けられず、クリスマスと年越しを一人で過ごすことになったときは本当に心細かったです。そんな中、母の同僚がベルギーに住んでいたこともあり、二週間ほど滞在させてもらえることになりました。温かく迎えてくださった方々のおかげで、次第に心がほどけ、ベルギーの人たちとも自然に打ち解けることができました。あのとき支えてくださった皆さんには、今でも言葉にできないほど感謝しています。
ドイツで一人暮らしを始めた当初は、生活面と精神面の両方に課題を感じました。まず、慣れない環境での自炊や家事、買い物の手順、公共交通機関の利用など、日常生活のすべてを自分で判断しなければならないことに大きな戸惑いがありました。また、言語の壁や文化の違いから、思うようにコミュニケーションを取れず、孤独や不安を抱えることも多かったです。
これらの課題に対して、私はまず自分の生活リズムを整えることから始め、食事や掃除、買い出しをルーティン化することで負担を軽減しました。さらに、路上インタビューや現地の人に道を尋ねるなど、小さな一歩を積み重ねていくことで自然とコミュニケーション力が向上し、人と関わる不安も少しずつ解消できました。困ったときには周囲に助けを求めることも大切だと気づき、ベルギーに滞在させてもらった経験も大きな支えとなりました。
そして、ドイツだと、玄関の扉を閉めると勝手に鍵がかかるので、肌身離さず鍵を持っておくことをお勧めします。(鍵を持たないまま外出すると家の中に入れないため)
この経験を通して、異国での生活には困難がつきものだと実感しましたが、自分で行動して解決していく力がつき、大きな成長につながったと感じています。
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