留学内容
フィンランドにおいて、環境政策やエネルギー問題に関する学習・調査を行いました。特に、オルキルオトにある核のごみ最終処分場を訪問し、現地の職員や地域住民へのインタビューを通して、放射性廃棄物処理の現状や地域社会との共存のあり方について理解を深めました。
また、フィンランドが環境先進国として高い評価を受けている背景には、教育制度の充実や国民の高い幸福度が大きく関係していると考えられるため、それらの社会的要因についても現地で調査・学習を行いました。
最終更新日:2025年10月30日 初回執筆日:2025年10月30日
語学力:
| 言語 | 留学前 | 留学後 | |
|---|---|---|---|
| 英語 | 挨拶など基本的な会話ができるレベル | → | 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル |
フィンランドにおいて、環境政策やエネルギー問題に関する学習・調査を行いました。特に、オルキルオトにある核のごみ最終処分場を訪問し、現地の職員や地域住民へのインタビューを通して、放射性廃棄物処理の現状や地域社会との共存のあり方について理解を深めました。
また、フィンランドが環境先進国として高い評価を受けている背景には、教育制度の充実や国民の高い幸福度が大きく関係していると考えられるため、それらの社会的要因についても現地で調査・学習を行いました。
ある日、テレビ番組で「核のゴミ」について特集しているのを見て、その強い言葉が数日間頭から離れませんでした。気になってインターネットで調べると、「核のゴミの完全処分には10万年かかる」「フィンランドで世界初の最終処分場が建設中」など、多くの情報に圧倒されました。
この問題をただ傍観するのではなく、自分にもできることを考え、行動し、後悔のない学生生活をと思い留学を決意しました。
成果として、外面的な制度や仕組みだけでなく、地域の方々とのコミュニケーションの取り方や対話の姿勢といった点に、日本が学ぶべきものがあると感じました。
それだけではなく、現地の方々が核のごみとどのように共存し、どのような思いでこれからの地域と歩んでいこうとしているのかについて、インターネット上では知ることのできない“生の意見”を直接伺うことができました。
対話力
フィンランドで現地の職員や地域住民の方々と意見を交わす中で、言葉や文化の違いを超えて互いに理解しようとする姿勢の大切さを実感しました。最初は自分の考えを伝えることに不安もありましたが、勇気を出して話すことで、相手も真摯に耳を傾けてくれることが分かり、対話の力を強く感じました。
この経験から恐れずに自分の意見を話すこと、相手の言葉を丁寧に受け止めることがどんな場面においても最初の一歩だと思います。
将来は、核のごみ問題をはじめとしたさまざまな社会課題に対して、自分ごととして主体的に取り組んでいきたいと考えています。社会全体の問題を大きく捉えるだけでなく、まずは自分の身近な範囲、いわば半径二メートルの人たちとの関わりから意識を広げていくことが大切だと思います。
その小さな対話の積み重ねが、やがて社会全体に広がる変化のきっかけになると信じこれからも人とのコミュニケーションを大切にしていきます。
2024年
7月~
2024年
8月
フィンランドではホストファミリーと一緒に、公園や港を散歩したり、ボウリングや大きなショッピングモールへ出かけたりと、さまざまな場所を訪れました。ある日は、食べたことのなかった枝豆料理を囲んで“枝豆パーティー”を開き、家族みんなで楽しい時間を過ごしました。夜には、ホストシスターとブラザーが寝たあと、ホストマザーとファザーと一緒にオリンピックを観戦しながら語り合ったことも印象に残っています。
また、自由時間には一人で街を散策することもありました。スマートフォンの充電が切れてしまった時には、地図を使えないまま自分の方向感覚を頼りに家まで帰るという小さな冒険も経験しました。道中で出会ったフィンランドの人々に勇気を出して話しかけたことも、現地の文化や人の温かさを感じる貴重な体験となりました。
|
学費:納入総額 - 円 |
|
住居費:月額 - 円 |
|
生活費:月額 - 円 |
|
学費:納入総額 - 円 |
|
住居費:月額 - 円 |
|
生活費:月額 - 円 |
私にとって留学とは「視野拡大」だとおもいます。
留学する前は、私自身中国と日本のハーフということもありアジア圏には小さい頃から訪れていました。ですが、ほかのアメリカ、ヨーロッパに対しては学校の授業やインターネットでしか知りませんでした。
なのでこれまでの歴史的な背景を日本視点で見ることしかできなく、日本主体となり授業なども聞いていましたが、ですがホストファミリーと歴史の話をした時に自分自身がどれほど考えが甘かったのか気づき、これからの自分の学びの仕方を変えたいと思いました。
フィンランドでは語学学校の数があまり多くなく、希望に合う学校を見つけるのにとても苦労しました。また、ホームステイ先を探すのも簡単ではなく、なかなか受け入れてくれる家庭が見つかりませんでした。そこで、いくつもの留学エージェントに連絡を取り、情報を集めながら根気強く探した結果、ようやく条件に合う学校とホームステイ先を見つけることができました。
フィンランドへの留学ガイドを見る