留学内容
主要言語を日本語としない学生や子供達にとって親しみやすい教育環境を作るために2週間イタリアのリニャーノに留学をしました。探究活動としてスケッチブックを使ったインタビューを行いました。ヨーロッパ各地からの参加者で日本人が私1人だったため、言語や文化の違いから馴染むことに苦労しましたが、壁を乗り越えさまざまなアクティビティーを通して沢山の友達を作ることができました!
最終更新日:2025年11月25日 初回執筆日:2025年11月25日
語学力:
| 言語 | 留学前 | 留学後 | |
|---|---|---|---|
| 英語 | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<英検2級> | → | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<英検2級> |
主要言語を日本語としない学生や子供達にとって親しみやすい教育環境を作るために2週間イタリアのリニャーノに留学をしました。探究活動としてスケッチブックを使ったインタビューを行いました。ヨーロッパ各地からの参加者で日本人が私1人だったため、言語や文化の違いから馴染むことに苦労しましたが、壁を乗り越えさまざまなアクティビティーを通して沢山の友達を作ることができました!
現在、私が通っている高校には外国籍の生徒が多く在籍しており、授業や日々の生活で日本語に苦労している時もあります。私自身が新しい言語を学ぶ事により、親しみやすい教育環境について知見を得ることが出来るのではないか?と思い、同世代の学生とイタリア語を学ぶリニャーノのサマープログラムに参加しました。
カードを使った言語学習、様々なアクティビティやイタリアの文化歴史に関するクイズを解くグループ活動、アンバサダー活動を通して多国籍の参加者と親睦を深めました。新しい言語習得をする方法や多様な背景を持つ学生が楽しく学ぶ教育環境づくりの視点を得ることが出来ました。日本で生活する日本語学習者にも自分の国の文化や母語について考えたり紹介したりして交流する機会があると良いのではないかという気づきがありました。
行動、結束、語学力
初めて会う多国籍の参加者と同じ屋根の下で2週間過ごすことは大変でしたが、文化の違いを乗り越え、アクティビティを通して結束力を高めることができました。インタビューでは声をかけるタイミングや断られる不安から行動できませんでしたが、他のトビタテ生の探究活動を見て私も頑張ろうと思い、積極的に挑戦できました。また英語とイタリア語のみの生活で語学力も向上しました。
日本の人口減少が進む一方で外国人人口が増加しています。日本に暮らす外国人の母語・母文化への理解や支援は必要か?を問いに日本人と外国人が共生・共存できる社会の実現を目指すことを探求していきます。また日本人児童が多様な言語に触れる機会も必要と考えます。今回の留学で得た学びを、生徒支援や母語・母文化理解の促進に活かしていきます。
2025年
7月~
2025年
7月
イタリア、リニャーノのサマーキャンプで2週間主にヨーロッパ各地からきた参加者達と過ごしました。部屋は三人部屋でスイス、ポーランドの女の子と一緒でした。午前中は屋外でイタリア語のレッスンに加え、インディアンゲームや人狼などのゲームも行いました。午後はビーチバレーやテニスなどのスポーツをしました。週に一度、別の都市を訪れる時間がありヴェネツィアとトリエステを訪れました。その土地に関するクイズが出され、参加者達と協力して問題を解くことができました。イタリア留学ではプログラム参加者はヨーロッパ各地からが多く、日本人が私1人だったため、日本語が通じない環境で新しい言語の学習を行い、その場に馴染むことに初めは苦労しました。文化の違いや言語の壁から友達を作ることが難しかったです。しかしながら、カードを使った言語学習、様々なアクティビティやイタリアの文化歴史に関するクイズを解くグループ活動、アンバサダー活動を通して多国籍の参加者と親睦を深めました。新しい言語習得をする方法や、多様な背景を持つ学生が楽しく学ぶ教育環境づくりの視点を得ることが出来ました。
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学費:納入総額 - 円 |
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住居費:月額 - 円 |
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生活費:月額 - 円 |
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学費:納入総額 - 円 |
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住居費:月額 - 円 |
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生活費:月額 - 円 |
定期テスト、文化祭などの学校行事が重なって、留学に行くという自覚がありませんでした。出発当日も文化祭を早退しそこからパッキングを1時間で終わらせて成田空港に向かいました。体力も残っていなくフラフラな状態で飛行機に乗ったことを今でも覚えています。自分の席に違う人が座っており、チケットを見せても中々退いてもらえなかったハプニングもありましたが、無事にドバイでトランスファーもできイタリアに着くことができました。ルームメイトには恵まれましたが、イタリアなのに宿泊地のご飯は当たりハズレがすごかったです。また部屋のベッドは固く、布団?もほぼシーツのような薄さでヴェネツィア遠征前日に39℃超えの熱がでてどうなるかと思いましたがカロナールのおかげで無事に楽しむことができました。午前中の授業では先生も生徒も面白く優しい人たちだったため楽しんで学ぶことができました。
20時間近くのフライトだったので飛行機内で色々なことをすることができました。飛行機に乗ってからこれから私は留学にいくんだと自覚し、不安な気持ちに駆られました。ですが事前研修の時の資料を持ってきていたので、研修中にもらったみんなからのメッセージをみて前向きな気持ちになれました。探究活動で使うスケッチブックを作ったり、イタリア語を勉強したり私の大好きなAriana Grandeが出演しているWickedを往復で5回も見ることができて充実したフライトを送ることができました。また航空会社がエミレーツだったのでご飯の量がすごく多く、初めて食べるメニューもあり機内食も楽しむことができました。
インタビューの際、普段のイタリア語学習についてもさまざまなお話を聞くことができました。中には、イタリア料理のレシピ本や観光ガイドブックを使って勉強している人もおり、自分の「好き」を活かすことで、興味のある分野をイタリア語で深めながら語学力も身につけられるという学び方がとても印象的でした。また、映画や音楽、ポッドキャストをイタリア語でたくさん聞き、耳をイタリア語に慣らすことで会話力が大きく向上するというアドバイスもいただきました。さらに、積極的にイタリア人の友達をつくり、日常的に会話の練習をしているという話もあり、多様な学習方法を知ることができました。これらの学びは今後の語学学習にも大きなヒントになると感じました。
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