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みさき

出身・在学高校:
福岡県立修猷館高等学校
出身・在学校:
出身・在学学部学科:
在籍企業・組織:


最終更新日:2025年05月07日 初回執筆日:2025年05月07日

『暮らしの中の自然』をみつけるNZ留学

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • LSNZ
  • ニュージーランド
  • クライストチャーチ
留学期間:
1ヶ月
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 470,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル

留学内容

【留学テーマ】日本の若年層の「登山」のイメージを変えるためには


山岳部としてほとんどの週末を山で過ごしますがお会いできるのは年配の方ばかり、、友人たちの「登山」に対するマイナスなイメージを変え若者たちも自然と直接触れ合う経験を多くすることで環境意識改善を図りたいと思いました。以下は探究活動を行い得られた留学テーマに対する答えです。


日本とニュージーランドの山歩きの文化は「climbing 」と「waking 」の時点で大きく異なっている。ニュージーランドではのぼるより歩くが主流でアウトドアアクティビティを楽しむ習慣が定着。街中や庭にあふれる緑から常に自然と暮らし、人びとの関心が自然に向いていることが伝わった。ニュージーランドの人が自然を愛する理由の1番大きなものはその壮大さと身近さ。ニュージーランドの自然保護への取り組みは政府による法律の整備(、二酸化炭素排出量削減のため全土を網羅するバス、街中に設置された分別ごみ箱、環境配慮商品の多さ、プラスチックで過剰包装された商品の輸入禁止など)から各家庭のこだわり(ラップ、電子レンジ、ジップロックを使わない、食器洗いでは洗剤を流さず、洗濯は回数を減らして節水、ペットボトルの使いまわしなど)まで多岐にわたる。また、ニュージーランドの学生と日本の学生とでは幼いころからどれだけ自然に触れてきたかという経験の豊富さにおいて大きな違いがある。それによってアウトドアアクティビティが習慣であるか、特別な娯楽であるかという差も生まれていると考察した。日本の若年層登山人口を増やすにあたってそのイメージの改善というよりは機会を作ることの方が重要性が高いと感じた。さらにその機会について、直接イベント企画などで機会をつくることと、自然とともに暮らす日常をつくることで、その魅力に気づいた人が自発的に行動に移すという二つのアプローチの仕方があると考えた。そして私は特に後者に魅力を感じている。

留学の動機

教室に貼られていた一枚のトビタテのポスターが全てのきっかけでした。留学に対する漠然とした憧れを自分自身の経験に変えられたのは帰宅後ポスターの話を軽くした時に「行けばいいじゃん!」とまさかの返答をした母のおかげです。そこから探究テーマを決めるにあたって、今の安定した高校生活から離れてでもしたいと思うことはなんなのか、自問自答を繰り返し今回の留学計画に至りました。

成果

短い期間ながらニュージーランドでの自然と人のつながりだけでなく人と人の繋がりの魅力に気づきました。たくさんの出会いと気づきで溢れたニュージーランドでの私の日常は非日常そのものでした。また、年齢も国籍も性別も宗教も経歴も、もちろん肌や目の色も「ちがい」が多すぎて比べることすらもできない世界中から来た友人たちと過ごすのは居心地がよく、日本にいるときよりも自分が自分らしくいられたと思います。

ついた力

とりあえずやってみよう!と思える力

探究活動の一環で行なった、街頭インタビューははじめの1人に聞くことが勇気が必要でした。しかし、時間に余裕がある人が多く興味を持って熱心に話を聞いてもらえたため、留学後半の期間では駅でバスを待っている時間などでも1人で楽しんで調査が行えました。やってみればなんでもできるものだと考えられるようになりました。また、困った時やわからないことがある時も恥ずかしがらずに素直に聞くことの大切さにも気づきました。

今後の展望

自然と暮らせる街をデザインしたいです。自然に人を連れ込むこともいいけれど、人々の暮らしと自然を組み合わせることに魅力を感じています。帰国してからのり注視してみると日本も本当に自然豊かで公園や街路樹が多くあります。また、もちろん都市には都市のよさもあると思います。しかし、私は思わず街路と公園の境を見失ってしまうような空間を、通勤通学が楽しみになるような並木道を創りたいと思っています。

留学スケジュール

2024年
11月~
2024年
12月

ニュージーランド(クライストチャーチ)

クライストチャーチの語学学校で午前中に授業を受け、午後や週末は探究活動と観光を行いました。ホームステイをしていたのでキーウィの人々の生活を肌で感じる毎日でした。探究活動では街頭インタビュー(日本150名、現地70名)、国立公園や自然保護区訪問を行いました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

ニュージーランド最高峰マウントクック
アンバサダー活動で行った華道
鳥の囀りで毎朝目を覚まし、綺麗な空に癒されていました
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

ホストマザーとはお互い泣いて別れるほど1ヶ月前に出会ったとは思えないほどの信頼関係でした。私の文法を全て無視したような英語を不思議なくらいに、いつも1番に理解してくれたマザーの存在が私のNZ留学の毎日の不安取り除いてくれていました。また、少ない留学期間だからと毎日違うディナーを作ってくれました。3歳のホストブラザーと遊んだり環境保護の仕事をしているファザーと環境問題について話したり、、食後のアイスと映画も、かけがえのないNZでの日常です。

ジャガイモが主食になることが多かったです
晴れた日はお庭で食べることが多かったです
間食でフレンチトーストや果物、野菜、クラッカーやチーズ

笑顔でThank youが最強!

  • 語学力 : 英語

私は今回の留学が初海外でした。ニュージーランドの入国審査は厳しいと聞いていたので正直なところ不安も大きかったのですが、なるようにしかならない!と振り切り笑顔と感謝を伝えることだけをとにかく意識しました。すると、空港に着いた時点でスタッフの方だけではなくNZ国内便で乗客の方などともたくさんの方とコミュニュケーションを楽しめました。現地の生活の中でも拙い英語ながら褒めていただからことが多く、よく言われることながらも、やはり話したい!という意思を伝えることと、感謝の気持ち、笑顔が大切なのだと実感しました。繰り返しになりますが私は初海外で小中高での英語の授業以外に特別に英語を学んだことはありません。とにかく情熱が1番大切です。英語の苦手意識から留学という最高のチャンスを逃すのは本当にもったいないです。様々な国から人が集まる語学学校で過ごし感じたことですが言葉が通じなくともイラストやジェスチャー、顔の表情でコミュニュケーションはとることができます!

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学に関わらず日常から抜け出し新しい世界に1人で踏み込む一歩は勇気がいることだと思います。だけど出来るかできないかなんてやってみないとわからない。挑戦した人にしか見えない世界が絶対にあるから、そんな世界に飛び立ってほしいです。留学を迷う理由があったとしてもそれ以上の留学する価値を見つけられます。いま一歩踏み出さないと出会えない仲間が、世界が、あなた自身がいます!!