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Rara

出身・在学高校:
出身・在学校:
関西学院大学
出身・在学学部学科:
国際学部 国際学科
在籍企業・組織:

DMでトビタテについての相談や質問にも答えてます!
トビタテでの留学後も国内で様々な国際交流や挑戦もしているのでぜひチェックしてください!


最終更新日:2025年09月16日 初回執筆日:2025年09月16日

みんなに優しい観光を!

留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 南オーストラリア大学
  • オーストラリア
  • アデレード
留学期間:
10ヶ月間+2ヶ月間(自費)
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 1,450,000円
  • 大学独自のもの 150,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル<IELTS 6.0 , TOEIC 520点> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOEIC 835点>

留学内容

「観光客が増えても意味がない?!観光の先を見通す留学」としてオーストラリアのアデレードに1年間交換留学をしながらアデレード最大級のJAPANフェスティバルの実行委員会に所属し、オーストラリアでの観光産業について学びました。
交換留学では観光学部の授業を履修し、観光に関する基本的なことから、実際に何かイベントを企画してみる、イベントにおける協賛を提案するプレゼンテーションを作成してみるなど、実践的な経験を積みながら、英語での授業のため、自然と英語力やコミュニケーション力、グループワーク力も身につけることができました。フェスティバルではお面の店舗販売、着物でのファッションショーを担当し、企画・運営・当日販売などを行いました。オーストラリアの観光産業の一つであるイベントに携わることでオーストラリアにおけるイベントの企画や運営そして、当日は接客販売も経験することができ、観光客や地元の人と最前線の関係で観光に携わることができました。また、JAPANフェスティバルということで、オーストラリアの人々がどのような日本文化を好んでいるのか、どのように日本文化、様々な国の文化を受け入れているのかなども知ることができました。そして留学中は誰かの留学に行くきっかけを作りたい、背中を押したい、と思いTikTokでリアルな留学や留学の不安が解消できるような動画を投稿することにしました。

留学の動機

留学のきっかけ自体は英語が学びたい!新しい世界に飛び込みたい!という小さなものでしたが、トビタテについて知り、留学をするならトビタテの先輩方のようにしっかりと目的や目標を決めて、英語を学ぶだけではなく将来に価値あるものとして繋げることができるような、後悔のない留学を送りたいと思い、自分が興味を持っていた観光産業についてもっと知る機会や経験を得たいと今回の留学を決めました。

成果

交換留学では無事履修した全ての教科を単位を落とすことなく修了、観光に関する基礎知識やイベント企画や運営の実践的なスキルを得ることができました。JAPANフェスティバルでは担当していたお面はフェスティバル4時間で完売し、フェスティバルには1万人を超える方に来場していただきました。TikTokでもたくさんの人に見ていただき、そこから大学での説明会や誰かのきっかけになれました。

ついた力

行動力

トビタテ生に事前研修や壮行会で刺激を受けて、行動力は断然上がり、自分が興味を持ったことはなんでも挑戦できるようになりました。友人関係ではMBTIのEが70から90%になり、世界中にたくさんの友達ができました。トビタテの事後研修では私の留学を聞いて「行動力おばけ」とニックネームがつきました。

今後の展望

今後は日本で国際交流ができる場やイベントを作りながらも将来は日本の観光業界で世界中の人に日本の文化やサービスを通して笑顔になってもらえる、心休まるそんな場所・観光地を提供したいなと思っています。そして、近い未来でいうとアメリカのディズニーワールドにて1年間文化交流大使として勤務できることになったので、テーマパーク文化や接客・アメリカでの観光についても知っていきたいと思っています。

留学スケジュール

2024年
2月~
2025年
11月

オーストラリア(アデレード)

10ヶ月間交換留学をしながらJAPANフェスティバルの実行委員会としてフェスティバルの企画と運営に4ヶ月間携わりました。フェスティバル当日は大盛況で、個人担当のお面販売は完売御礼でした。たくさんの方々に日本の魅力を知っていただき、楽しんでもらうことができました。大学では観光に関する授業を履修し、フェスティバルやイベントの開催の企画書やプレゼンテーション、実際にクラス内でイベントを行うなど実践的な内容を学びました。TikTokではトビタテや留学の魅力を発信するために、さまざまなコンテンツを発信しました。現在では約5000人の方にフォローしていただき、視聴者の方々のおかげで留学中も帰国後も登稿を続けられています。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

140,000 円

生活費:月額

200,000 円

ジャパンフェスティバル当日!
大学のイベントで友達とパシャリ!
ボランティアで着物を着て折り紙を教えたよ!
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

140,000 円

生活費:月額

200,000 円

スペシャルエピソード

留学中に出会った思い出の場所

私のオーストラリアでの思い出の場所はフローズンヨーグルトチェーン店YO-CHIです。日本であまり馴染みのないデザートですが、自分で好みの味や量・トッピングを盛り付けて量り売りで購入できるアイスクリーム屋さんです。このお店には留学中何度も友達と通いました。そして友達の帰国前には必ずこのお店でお別れのアイスクリームを一緒に食べていました。ここでの思い出は数え切れないほどあります。天気予報でオーロラが見れるかもしれないと夜10時にビーチに行ったもののオーロラが見れなくてみんなで慰め合ったあの日、図書館に行く前に立ち寄って勉強をしながら食べてたあの味、今日のYO-CHI, KYO-CHIと名前をつけてたくさん撮った写真。気づいたら1年で30回以上訪れていました。そんな思い出の場所、ぜひオーストラリアに行った際は訪れてください。

YO-CHIとの出会い

留学中に手に入れた、今でも大事にしているもの

留学中で手に入れね今も大事にしているものUNOのNO MERCY というカードゲームです。一見普通のUNOですが、特殊なカードが多く1ゲームで2時間以上かかることが多いです。そんなゲームを私は友達と毎週のように遊んでいました。初めての人ともこのUNOを通して仲良くなれたこともあり、留学中に自分のUNOを購入しました。時には夜中の0時に寮で8人集まってUNOを始めて夜中の3時になってもゲームが終わらず、眠たくてゲームを断念したこともありました。これも今では素敵な思い出で、このカードゲームで留学中も帰国後もたくさんの人と仲良くなれました。とっておきのカードゲームです。

夜行バスでもUNO!
この日は1ゲーム3時間かかりました。

笑いあり、涙あり!留学中にあった、すごいエピソード

留学中の私のフットワークはとても軽くどんなことに誘われてもYES I’d love to do it!と返していました。その中には日本だったらやっていないような、おかしなこともしました。ある日は友達の家にお邪魔して友達が料理を作ってくれ、その後冬の10℃を下回る気温の中夜に友人宅のプールに寒中水泳をしたことです。凍えました。普段泳げない私ですが、この気温と水温は立つことすらできないほどどう足掻いても寒かったです。10分泳いだ後、駆け足で部屋に戻りました。こんないわゆるノリで変なことをしてしまうそんな日々が留学中にはありました。日本に帰った今、そんな日々やそんなことをしてくれた友達が恋しいです。ありがとう。

極寒!オーストラリア真冬の寒中水泳
オーロラが見れるかも?!夜のビーチ(見れませんでした。)

大切なのは文法じゃない!どう伝えるか!

  • 語学力 : 英語

私の留学前の不安で1番大きかったことは英語力だったかもしれません。当時は、自分の英語力に自信はもちろんなく、友達ができるかや不自由なく生活できるか不安でした。しかし、大学のオリエンテーション当日は覚悟を決めて、できるだけたくさんの人にWhere are you from?と話しかけました。聞き取れない部分がたくさんありましたが、興味を待って前向きに話しかけ続けていると、相手もゆっくり英語を話してくれたり、遊びに行く予定を立てれたり気づいたら今までの不安がなかったように留学生活をたくさんの友人と満喫できていました。ここで私が大切にしていたのは、何事にも興味を持つ姿勢とフットワークの軽さです。相手の話すことにたくさん質問をしたり、グループで出かける予定があると「私も行きたい」と意思表示をして図書館での勉強も自分の課題が終わっていても友達と一緒に図書館で引きこもったり、私が苦手なハイキングでさえもたくさ行きました。気づいたら、お互い友達や親友と呼べる関係になっていて、毎日誰かと過ごすようになっていました。何も予定がなくても、集まって朝ごはんを食べたり、恋の相談をしたり、かけがえのない友人と思い出を作ることができました。留学においての関係構築や充実した生活に必要なのは決して英語力ではなく、自分が友達になりたい、一緒にどこに行きたい、何をしたいなどしっかりと意思表示をすること、そして活発に動いていくことだったのかなと今では思っています。

放課後にフォトブースへ!
友達と勉強後の深夜飯!

穴場日本食を見つける!

  • 生活 : 食事

オーストラリアでの生活はいかに日本料理が美味しいかを教えてくれました。特に私が日本食で恋しかったのは生のサーモンと牛タンです。解決方法としてはズバリ、探しました。サーモンに関してはコストコという大型のスーパーで1キロで売られておりそれを切り分けて冷凍して小出しにしながら生サーモンを食べていました。また、テイクアウトで安いお寿司屋さんや割引を見つけてはそこに通うようにしていました。牛タンに関してはオーストラリアでは食べる文化が少なく、市場に行くと安く隅の方に売られていたりします。豚タンはもっと安かったり、、、なので、調理されていない状態ではありますがそれらを購入し、自分で1からYouTubeで調べながら捌いて部位ごとに切り分けて冷凍保存しながら食べていました。初めて捌いた日は2時間牛タンと格闘していました。留学後半では生活も慣れて、このサーモンと牛タンをたまに食べながら、オーストラリアでの食生活を楽しんでいました。

初めての自家製牛タン焼肉

留学半年目で友達作りに苦戦?!

  • 周囲の説得 : 恋人・友人

私が友達作りに初めて苦戦をしたのは留学で半分が終わった頃、新しい交換留学生が入ってきた時です。前学期と同じようにたくさん友達を作りたいと意気込んではいたのですが、初めて町に来る人と半年既に住んでいる私のモチベーションのギャップや訪れたい場所ややりたいことの相違からなかなかうまく友達は作れませんでした。落ち込みそうになった時もありましたが、ポジティブに考えて、既にたくさんの友達がいたこともあり、無理にここで新しい友達を作ろうとしなくても、今いる友達とより良い関係を築いて、さらに自分にも集中できる残り半年にしようと思い、クラブ活動やボランティアなど新しいことに挑戦することにしました。結果的に別のコミュニティで新しい友達ができたり、経験ができたりとよりパワーアップした半年間を過ごすことができました。また、帰国後の春休みにオーストラリア戻ってきて、残りの学生ビザの期間で就業経験をさせてもらえるチャンスもいただくことができました。何事もポジティブに捉えて突き進むことで自分自身の成長やチャンスをものにできると思います。

友達とショッピング!

留学前にやっておけばよかったこと

留学前にやっておいてよかったことは語学力をつけるはもちろんのこと、たくさんの知識を持つことだと思います。知識というのも、学術的なものではなく趣味や生活に関する知識です。例えば、洋楽を聞く、アニメを見る、留学先の有名なドラマや映画を見るなどです。こういう知識が留学先で友達を作る時に案外とても大切だったりします。共通の趣味や知っているものがあることで会話が弾んで仲良くなりやすかったです。

留学を勧める・勧めない理由

私は留学勧めます!留学では自分がどんなことが好きで何がしたくて、世界にはどんな選択肢や人や未来があらかを知ることができます。日本で私がどれだけ世界を知ったかぶりだったのか思い知らされました。それと同時にまだまだ知らないことがたくさんあり、毎日がワクワクと発見の連続でした。留学はもっといろんなことを学びたいし経験したいそう思える、成長できる大きなきっかけになります。だから留学にはぜひ行ってほしいです

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学は未知との遭遇ばかりで不安な人やワクワクしている人様々だと思います。ここで私が言えるのはあなたの留学生活を有意義にできるのはあなた次第です。新しいものに触れてたくさん経験をして意味あるものになるのか、あるいは留学に行った名ばかりで学びも経験も得ずに帰国をするのか。留学前からも既にあなたの留学の質は変わってきます。皆さんには是非積極的に行動して留学を価値あるものにしてほしいと思います。